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2018年06月07日

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックを運転するドライバーには、トラック輸送業者に勤務するドライバーが多くいます。近年の事故の増加に伴なって、輸送業者に対して国土交通省が安全に関する教育を実施しています。その教育を含めドライバーが安全に荷物を配送するための情報をお届けします。

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックドライバーとは

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックドライバーとひと言でいっても、トラックドライバーには、大型トラックドライバー・中型トラックドライバー・小型トラックドライバー・トレーラー(牽引)ドライバーに分かれます。また広く見ると軽貨物配送ドライバー・宅配ドライバーもトラックドライバーになります。

11トン車以上のトラックを運転するドライバーには、大型自動車免許が必要になります。大型トラックを運転するドライバーは、依頼を受けた指定の荷物がある荷揚げ場所から、自分でトラックに荷物を積み込んで、指定された場所まで運んで、荷下ろしするまでが仕事です。

大型トラックドライバーは

大型トラックを運転するドライバーは、どちらかと言えば長距離を運転することになります。また、時間も早朝や深夜といった不規則な時間帯が多く、お客様から預かった大事な荷物を指定された時間内に届けなければならないなど、ストレスがたまりやすいドライバーと言えます。

中型トラックドライバーは

5トン車以上11トン車未満のトラックを運転する中型トラックドライバーには、中型自動車免許が必要です。中型トラックを運転するドライバーは、決められたコンビニエンスストアやスーパーなどの店舗に食料品や雑貨品などの荷物を運ぶルート配送が主な仕事です。

小型トラックドライバーは

2トン車、3トン車のトラックを運転する小型トラックドライバーはトラックを運転する小型トラックドライバーは普通自動車免許で運転が可能です。主要な都市から大型のトラックや中型のトラックで運ばれてきた荷物を市・町・村などに配送するのが主な仕事で、普通自動車免許で運転できるので比較的簡単に始めることができます。

軽貨物配送ドライバーは

軽貨物配送ドライバーは、、小型トラックドライバーと同じように都市などへの荷物の配送は少なく、市・町・村に小さなダンボール箱に入った重量が30kgほどの荷物の配送や市内にある会社からの依頼で受けた電子部品などの製品を取引先に配送するなどの仕事が主です。また、時にはスキー場やゴルフ場へスポーツ用品を配送するといった仕事もあります。

宅配ドライバーとは

次に宅配ドライバーについて説明します。宅配ドライバーは、ヤマト運輸・佐川宅急便などの企業に属していて、大手デパート・スーパー、ヤフー・アマゾンなどのネットショッピングで購入した商品を個人宅に届けたり、契約している会社の荷物を定期的に運んだりするのが主な仕事です。

トレーラー(牽引)ドライバーとは

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トレーラー(牽引)ドライバーとは、運転席の部分と荷物を載せる荷台が分離している構造で、運転するには大型自動車免許と牽引免許が必要です。トラクター1台とトレーラー1台で連結されてるタイプのセミトレーラー、電車のように連結したフルトレーラーなど形状によってさまざまな種類があります。

また、積荷による分類で石油・ガソリンやコンクリートなどを運ぶタンクローリー、車やバイクを運ぶキャリアカー・ダンプトレーラー・キャンピングトレーラー などがあります。

フルトレーラーの種類

フルトレーラーには、連結装置(カプラー)の付いた前軸台車(ドリー)にトレーラーを連結するタイプのドリー式と長いドローバー(棒連結器)があって、トラクターの後軸後部に連結するセンターアクスル式があります。

またフルトレーラーを用途や積荷別で見ると、たくさんの荷物を積むことができる平ボディタイプ、土砂などを運ぶダンプトレーラー、自動車に牽引させる目的のライトトレーラーなどに分かれます。フルトレーラーを運転するドライバーには、車幅に注意すると共に右折時の大回り、バックの際の反対にハンドルを切るなどの運転技術が必要です。

トラック事故実態

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

全日本トラック協会の資料によると、トラック事故は毎年約800件のペースで減っているといった情報があります。またトラック事故の原因でもっとも多いのが、高速道路での追突です。追突の中でも多いのが、低速で前進しているトラックへの追突です。

トラックドライバー教育内容

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックを運転するドライバーにはさまざま種類がありました。ここからは、そのトラックを運転するドライバーの教育内容、ドライバーの教育方法、ドライバーが注意する点、ドライバーの安全への心構えなどについて説明していきます。

たくさんの荷物を積んで高速道路を走ることが多い大型のトラックを運転するドライバーは、深夜や早朝といった時間帯での走行が多く、また走る距離も長く、さらに指定された時間に荷物を届けなければならないため、運転によるストレスと不規則なことによるストレスなどで体が疲れやすくなります。

そのためトラックを運転するドライバーには、自分の健康を管理できる能力の教育や高速道路でのマナー、またトラックの故障に対する知識や対応能力などの教育、トラックを安全に運転する技術や積載の危険性に関しての知識などの教育が必要です。

トラックの安全運行とは

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックを安全に運行するのに大事なポイントは、ドライバーへの適切な教育です。

大型のトラックよりもさらに重くて大きいサイズのトレーラーを運転するドライバーに必要な教育は、トラックの幅・重量・高さなどの車両制限令による最高限度、トラックの総重量が20トンを超えた場合はトラックの前面への標識の表示などの特殊車両の通行の教育です。

教育として、道路標識や標示での最高速度を守ること、道路標識や道路標示で最高速度が示されていない場合のトラックの最高速度が一般道路では60km/hであることをドライバーに認識させること。

高速道路の場合は、トラックの総重量8トン以上のトラックおよびトレーラは速度80km/h、トラックの総重量8トン未満のトラックおよび軽トラックは速度100km/hの法定の最高速度の知識といった教育が必要です。

トラックの安全運転

さらにトラックを安全に運転するには、トラックの運転席は高く視界はいいのですが、前を走る車との距離が近くなったり、また視界がいいのでスピードを出してしまうことをドライバーが認識することが必要です。

最悪の場合は衝突事故を起こすことになるので、前車に接近し過ぎていない、スピードを出し過ぎていないかといったドライバーが確認をしながら運転することがトラックを安全に運転するのに欠かせません。

ドライバーの心構え

またドライバーの心構えとして、トラックはタイヤが大きく、ホイールベースが長いため内輪差が大きいこと、トラックには後方と運転席側の反対の左側に死角があること、スピードを出すと衝撃力が増すこと、スピードを出すと停止距離が長くなることといったトラックの特性を理解しておく必要があります。

さらにドライバーの心構えとして、十分な睡眠や食事などの摂取、スピードを出し過ぎない、疲れを感じたら休憩をとる、前を走るクルマとの車間距離を保つ、交通ルールや運転マナーを守る、運転する前にタイヤの空気圧・タイヤの亀裂や損傷、摩耗・ブレーキ液量をチェックするなどの日常点検を欠かさないことを徹底する自己管理能力も求められます。

貨物・荷物の正しい積載方法

貨物・荷物の正しい積載方法としては、カーブ・右折・左折・坂道などの走行時にトラックが横転しないように、荷物が左右に偏らないバランスのとれた積載の仕方や前後のバランスがとれた積載の仕方が大事です。

また貨物を積載する場合は、最大積載量だけでなく、トラックの1本の車軸にかかる重さが10トンを超えないようにしなければなりません。またトラックの一つの車輪を通じて路面に加わる鉛直荷重は5トンを超えていけないといったルールがあります。

また長さ・幅・高さ積載制限として、トラックの長さの1.1倍以下、トラックの幅を超えないもので、かつ、トラックの車体の左右からはみ出さないこと、地上から3.8m以下といった制限がありますので貨物・荷物を正しく積載するにはドライバーへの教育が必要です。

ドライバーの社会的役割

ドライバーの社会的役割としては、地域で栽培した野菜や果物、工場で製作された電化製品や家具、インターネットのショップで購入した商品などを消費者の元に届けるといった大事な役割があります。

トラックドライバーへの教育方法

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックドライバーへの教育方法としては、トラックを安全に運転する技術やトラックを運転する前の事前のタイヤやブレーキなど重大な事故につながる恐れがある項目のチェック、十分な睡眠や食事など健康管理に関することや交通ルールや交通マナーについての知識などをドライバーに理解させる教育が必要です。

トラックドライバー教育におすすめの資料

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックドライバー教育におすすめの資料としては、、全日本トラック協会から出されているトラック追突事故防止マニュアルやトラックドライバーの基本的事項・積載方法・過積載の危険性・トラックの構造特性・トラックドライバーの心構えなどのドライバー研修カリキュラムで使用される教育資料があります。

国土交通省の教育マニュアル

トラックドライバー教育におすすめの資料としては、トラック運送業者に勤務するドライバーが安全に荷物を配送するための心がけや、トラック運送業者のドライバーに対しての安全輸送のための指導・監督に関する教育の内容や教育方法の知識を身につけさせることを目的に出されている 国土交通省マニュアルがあります。

国土交通省マニュアルはトラックを運転する場合の心構え・トラックの構造上の特性・.貨物の正しい積載方法・運転者の運転適性に応じた安全運転・健康管理の重要性・危険予測のポイントなどの細かい項目で説明されているトラックドライバー教育におすすめの資料です。

トラックドライバー教育をする際の注意点

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックドライバー教育をする際の注意点としては、荷物の積載制限や最大積載量などの知識、交通ルール・交通マナーやトラックの点検の仕方、トラックの構造にトラックの運転技術の向上につながる内容の教育も必要ですが、それらの内容に止まらず、健康面や精神面などの内容を含んだ教育も忘れないように注意が必要です。

また教育をする時には資料に限った講義だけではなく、実際に起きたトラック事故などを取り上げてその原因と問題点の指摘などの内容を含んだ教育をすることが重要になります。

安全にトラックを運転するように心がけましょう!

トラックドライバー教育内容・教育方法・注意点|安全/心構え

トラックを運転するドライバーが安全に荷物を配送するための交通ルールや交通マナーなど大事な教育内容・教育方法やドライバーの心構えなどについての説明と、トラックドライバーを目指している人の手助けや現在トラックを運転するドライバーの再認識のために役にたつ教育の資料の紹介もしてきました。

今回説明した教育内容や紹介した教育に関する資料をいかして交通ルールや交通マナーを守り、また健康管理をしっかりとして安全にトラックを運転するように心がけましょう。

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