Search

検索したいワードを入力してください

2018年07月06日

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

トラックと言えばマニュアル運転で、運転の職人のようなイメージが非常に強いでしょう。しかし最近のトラック用のオートマの普及は目を見張るものがあり、それはトラックのオートマの素晴らしい進化が原因といってよいでしょう。そこでオートマトラックの特徴を紹介します。

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

種類別オートマのトラックの特徴

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

トラックと言えばまだまだマニュアルミッションが主流のように感じますが、オートマの波がかなり前から始まっており、現在ではかなりの数のトラックがオートマ化されてドライバーの負担軽減に役立っています。

トラックの種類も2tンクラスから10トン越えまで種類がありますが、大型車は積載量が5トン以上で、通称10トン、20トン、25トンとなり大型免許証が必要です。

通称2トントラックは普通免許で運転できますが、4トントラックは中型免許が必要になります。旧普通免許でもOK)このほか、増トンクラスのトラックがあり、このトラックは中型トラックの積載量を増加させたトラックになります。

これらすべての種類のトラックに現在はオートマが装着されていますが、オートマの種類は2トン車と大型車とでは操作性や機構が全く異なります。

大型

大型車トラックのオートマは各社で採用されていますが、乗用車以上の快適安全性を備えたトラックがほとんどで、オートマが普及したおかげで自動運転まで間近と感じさせられる装備がおごられています。

大型トラックでは重い荷物を運ぶので今までのトルクコンバーター式では燃費が悪くなりました。そこでセミオートマというオートマとマニュアルのいいとこどりのオートマが搭載されています。

大型トラックでマニュアル車に乗りなれた方でも、最近のセミオートマに乗ると運転がしやすくそしてドライビングアシスト機能が充実しているため安全運転に繋がることから人気が高くなっています。

中型

中型ときいても免許証で運転できる中型と一般に言われている中型とでは、現在ではかなりかけ離れた場合があるので車検証で確認をしなければなりません。

一般的に中型とは4トン以上のトラックが中型ですが、平成29年から準中型が加わったことで、中型車は最大積載量が4.5トン以上6.5トン未満となっています。

この中型車のオートマもセミオートマの車種が増えてきました。セミオートマなのでマニュアルとオートマの良いとこどりとなっていますから、プロドライバーと免許取りたての方と比べても同じように走らせることができます。

中型車は主に運送業者向けの車種なので、昨今の軽油高には燃費性能の良いセミオートマは大きな武器となるですよう。

2t

2トントラックは、旧普通免許で運転ができるトラックです。ただし平成29年3月12日以降に普通免許を取得した方は2トントラックは運転できません。

平成29年3月11日までにAT限定免許を取得した方でもこの2トントラックを簡単に運転できます。かつてのATより進化し、まるで乗用車感覚で運転できるのは最近の2トントラックの特徴でしょう。

2トントラックはおもに商店などの配送に利用されることが多いでしょうから、AT限定免許しかない奥さんが配送に出かける事も簡単でしょう。

4t など

一般的に4トン車は、中型免許が必要になるトラックですが、この種類のトラックが活躍しているのは運送業者となるでしょう。

今までのマニュアルのトラックでは、独り立ちできるまで先輩ドライバーから運転方法を教わりながら、悪戦苦闘してプロドライバーへとなっていきました。

4トントラックにもセミオートマが採用されるようになり、運転方法も乗用車感覚でできるようになりました。燃費を気にする企業もこのセミオートマのおかげで誰でも同じように低燃費走行ができるようになったことは大きなプラスでしょう。

4トントラックにオートマが出始めの頃は、出だしがギクシャクして変速ショックも非常に大きい事がネックでした。特に荷崩れが起きそうな荷物の時には、このセミオートマは敬遠されていた時期がありました。しかし、最近のセミオートマは変速をいつしたのかわからないほど滑らかになっており、非常に乗りやすいセミオートマとなっています。

トラックで主流となりつつあるセミオートマとは

トラック業界では今もなおマニュアルの人気は高いですが、それでもセミオートマの普及が浸透し始めています。

セミオートマとは変速装置が手動でクラッチ操作をオート化した変速機です。セミオートマと聞くとスポーツカーやレーシングカーを想像する方も多いでしょう。しかしその歴史は古く、1908年にフォードが2段変速機のセミオートマを販売していました。

セミオートマはその後進化を続け、今まではドライバーの個々の技術により変速をして低燃費を実現していたところを、現在はコンピューター制御で最適な場所でギヤチェンジやトルク調整を行う事で、昨日免許を取得した方でも同じように走らせることができます。

そんなセミオートマのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。

セミオートマのメリット

一つ目のセミオートマのメリットは、操作性が良い事でしょう。主な操作は全てコンピューターが最適なシフトポイントでチェンジを行ってくれるので、ドライバーの操作はシフトレバーのみとなり、クラッチ操作から解放されるので運転操作は格段に楽になります。

二つ目としてシフトチェンジによる燃費がドライバーの技術に左右されなくなります。通常マニュアルシフトのほうがオートマより燃費が良いですがそれは運転技術のあるドライバーに限った話です。しかし、セミオートマであれば最適なギアを選ぶのでドライバーの技量に燃費が左右されなくなります。

三つ目としてオートマ限定免許でも運転できる点です。オートマ免許取得率が増加した事からマニュアル車を運転できる人が少なくなりました。しかしセミオートマであればAT限定免許でも運転できます。

セミオートマのデメリット

セミオートマのデメリットとしては、故障した時の修理費が高額になる事でしょう。確かにクラッチ交換のランニングコストがマニュアル車より少なくなります。しかし、クラッチ操作は手動で行っているより機械で行っている方が部品点数が多くなります。

また、ドライバーの車の扱い方でレリーズベアリングが壊れるケースがあります。これはヤードに停車中も「D」レンジに入れたままにしておくと、レリーズベアリングに負荷がかかり故障となります。

このように今までのマニュアル車やトルコン式のオートマのように扱うと壊れてしまうことがあります。

特徴別オートマのトラックが故障した場合の対処法

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

トラックにオートマチックトランスミッションが導入されてかかなりの年月が経ちます。古くなってもメンテナンスをきちんとマニュアル通りに怠らなければ長持ちするのが機械です。しかしいつかは故障してしまうのも機械の宿命です。

そこでトラックのオートマが故障した時の症状別の対処方法を解説していきます。

ギア

オートマでもトルコンのオートマとクラッチ付きのセミオートマがありますが、トルコンでギアが入らなかったり、ギアチェンジがしない場合はトランスミッションは交換となるでしょう。また変速ショックが大きかったり、変速が上手く切り替わらないときには、油圧制御のATなのか電子制御なのかで、修理方法が変わってきます。

変わってセミオートマのギアトラブルですが、走行不能となるトラブルがほとんどです。また、いすゞのスムーサーは40万キロでオーバーホールが必要となるでしょう。またオイル管理を怠るともっと早くスムーサーは壊れてしまいます。

オートマのギアのトラブルは、致命的な故障の場合がほとんどなので、日頃の点検を確実に行う事である程度避ける事はできるでしょう。

エンスト

オートマであれば、自家用車でもトラックでもエンストする事はまずありません。もしエンストするような事態になるとすれば、オートマの機構かエンジンのどちらかの制御系に不具合がある時です。

平成19年式のいすゞのエルフでは、エンジン回転センサーが負荷により断線しエンストする事例があります。該当車両は、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き換えることでエンストを回避することができます。

バッテリーなど

バッテリーに不具合があれば、エンジンはスタートしません。また最近の車やトラックは、エンジン始動中にバッテリーを外すとエンジンが止まる車種もあります。

バッテリー上がりでエンジン始動できないときに、押し掛けでエンジンが始動できたのは昔のマニュアルのトラックで、今のトラックのエンジンは、バッテリーから電源が供給されないと制御系が作動しないので、押し掛けをしてもエンジンはかかりません。

バッテリーが上がった時には、ブースターケーブルで他のトラックと繋ぐか、24v用のジャンプスターターでエンジンを始動するしかないでしょう。

オートマの故障はほうっておいても直らない

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

オートマの調子が悪くなってきたら、すぐに点検整備をしなければより高額な出費に繋がる事があります。

日頃のメンテナンスが大事になりますが、少しの不具合だからと何もせずに放っておいてもオートマの不具合は解消しません。またケミカルを使っても一時しのぎにしかならず、トラックのように1日の走行距離が多い場合は一刻も早く修理をしましょう。

オートマのトラックのレンタカーのレンタルの仕方

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

大手レンタカーでは、トラックのオートマをレンタルしています。トラックを借りる時には、オートマを借りるのか、マニュアルなのかをはっきり伝えるようにしましょう。

トラックのオートマも乗用車と基本操作は同じです。車のオートマのように運転ができますから、どなたでもすぐに運転に慣れることができるでしょう。

オートマのトラックのおすすめメーカー

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

日本国内で販売されている国産のトラックメーカーは、三菱ふそう、いすゞ、日野、日産、UDトラックス、マツダ、トヨタと7社ありますが、その中で大型トラックまで販売しているのは、三菱ふそう、いすゞ、日野、UDトラックスの4社となります。

それぞれの会社に特徴があるので、どのオートマトラックが良いとは一概には言えません。特に大型車に乗っている方は、最初に乗ったメーカーの影響が強い事もあり、そのメーカでなければ運転がしっくりいかない人も多いでしょう。

三菱ふそう

三菱ふそうの大型トラックは21年間モデルチェンジをしてきませんでしたが、昨年新しい環境性能と最新のテクノロジーを搭載して、新型のスーパーグレードが販売されました。特質すべき点は、全車オートマを採用しマニュアルは廃止されていました。しかし、現在は市場の要望もあって、マニュアル車の販売が開始されています。

このスーパーグレードは、全車2ペタルのシフトパイロットに統一され、今までのようなシフトアップのたびに駆動力が抜ける構造上の問題が無くなり、シームレスな走行が可能です。またシフトパイロットは、乾式単板クラッチを備えており、普通のオートマのようにクリープ走行ができるので微速走行が可能となっています。

いすゞ

いすゞのトラックのオートマはスムーサーと呼ばれるマニュアルトランスミッションをベースにした2ペダルのオートマチックです。

大きな特徴としては、ベテランドライバー並みのスムーズな発進ができる事と、微走行用にクラッチペダルが取り付けられている点です。

このクラッチペダルは通常走行では使用しませんが、プラットホームで超低速走行で半クラッチ走行をしたい時に使用するペダルとなります。これにより、まにゅる者のような繊細なコントロールが可能となりました。

日野など

日野のトラックでは、従来のシフトレバーをやめて、エアコンのつまみのようにダイヤル式を採用しています。操作方法は、ニュートラル(N)から右へ1段まわすと、ドライブ(D)、さらにもう1段まわすと「SLOW」でより微速で走行できるようになっています。

また、ステアリングコラムから延びる試験シャルレバーで、任意のギアにシフトする事も可能となっています。

トラックのAMTはAT限定免許で運転できるか

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

ドライバー不足や高齢化で人材確保の問題や労働環境の変化により、トラックもオートマ化が進んできました。しかしトラックのオートマといっても、セミオートマなのでクラッチが付いています。

また、セミオートマは2ぺダル式なので、法律上はオートマ扱いとなり、AT限定免許でも運転する事が可能です。このことで今までマニュアルしかなかった運送業界もオートマ化が進むことでより多くの人材確保につなげることができるでしょう。

トラックは誰でも運転できる時代に

オートマトラックの特徴・レンタルの仕方|大型/中型

トラックと言えばマニュアルといったイメージが強かったのですが、現在はオートマの台数が多くなってきています。しかも一世代前のオートマより格段に性能が向上し、発進もスムーズで変速ショックもなくなりました。

今までトラックの運転をしたいけどATしか乗れなかった人も、トラックドライバ―に挑戦できるようになりました。そして環境性能や安全性能も格段に向上し、女性でも軽々と大型車を運転できるようになっています。

Related