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2018年06月04日

4tトラックの運転に必要な免許・取得条件・方法・メリット

4tトラックの運転をするためには、どのような免許が必要なのでしょうか。またどのようにして免許を取得するのでしょうか。4tトラックの免許取得のメリット、デメリットはあるのでしょうか。ここでは4tトラックの運転をするための免許について考えます。

4tトラックの運転に必要な免許・取得条件・方法・メリット

4tトラックとは

中型の4tトラックは、「最大積載量が4tのトラック」という意味で、メーカーや車種、構造によってサイズが異なっていて、車両寸法や荷台寸法なども、すべて同じではありません。しかし「4tトラック」の定義はとても曖昧で、積載量に1t近く誤差があっても4tトラックと呼ばれることがあります。

4tトラックには次のような種類があり、それぞれに車両寸法、荷台寸法が異なります。

1,アルミトラック
2,アルミバン
3,ウイングトラック
4,標準トラック
5,ダンプカー
6,カーゴ4平ボディ

このように4tと言っても色々なボディがあり、使用用途も多くあります。4tトラックは積載量だけではなく、車両重量なども規定で決まっていますので、免許で制限がある場合があります。

4tトラックの運転に必要な免許

4tトラックの運転に必要な免許をご紹介します。

普通免許

4tトラックの運転に必要な免許・取得条件・方法・メリット

普通免許で4tトラックは運転できるのでしょうか。それを知るためには、普通免許で運転できる条件を知らなければなりません。普通免許で運転できる条件は次のとおりです。

最大積載量:2t未満
車両総重量:3.5t未満
取得条件:18歳以上

まず最大積載量が2t未満なので、4tトラックは運転できないことになりますし、その他の条件もすべて適合しませんので、普通免許では4tトラックは運転できないことになります。

基本的に普通免許で運転できるトラックは、2tの平ボディのみです。そのため4tトラックを運転できるためには、上位免許を取得して全ての条件をクリアしなければなりませんので、自動車教習所で取得することになります。

準中型免許

準中型免許では4tトラックは運転できるのでしょうか。それを知るためには、準中型免許で運転できる範囲を知らなければなりません。準中型免許で運転できる範囲は次のとおりです。

最大積載量:2t~4.5t
車両総重量:3.5t~7.5t
取得条件:18歳以上

まず最大積載量が2t~4.5tなので、積載量では4tトラックは運転できることになりますが、4tトラックは車両重量が8t未満となり、7.5tを超えるので、車両重量の条件で適合しません。準中型免許では4tトラックは運転できないことになります。

基本的に準中型免許で運転できるトラックは3t以下となり、準中型免許では4tトラックが運転できないことになり、もし運転すれば「道路交通法違反」となります。

中型免許

中型免許では4tトラックは運転できるのでしょうか。それを知るためには、中型免許で運転できる範囲を知らなければなりません。中型免許で運転できる範囲は次のとおりです。

最大積載量:4.5t~6.5t
車両総重量:7.5t~11t
取得条件:20歳以上

まず最大積載量が4.5t~6.5tなので、4tトラックは運転できることになりますし、その他の条件もすべて適合しますので、中型免許では4tトラックは運転できることになります。

基本的に中型免許で運転できるトラックは6.5t以下となり、中型免許ではすべての4tトラックが運転できることになりますが、荷台の形状などで制限がある場合があります。また中型免許以上の免許では、問題なく4tトラックは運転できます。

中型免許(8t限定)

平成19年6月2日に中型免許が新設され、平成19年6月1日以前に取得した旧普通第一種免許(AT限定免許を含む)は8t限定中型第一種免許(AT限定免許を含む)とみなされることになりました。

8t限定中型第一種免許で運転できる範囲は次のとおりです。

最大積載量:5t未満
車両総重量:8t未満
取得条件:平成19年6月1日までに旧普通第一種免許(AT限定免許を含む)を取得していること

旧普通第一種免許(AT限定免許を含む)で、改正後でも4tトラックなどを運転できるような措置が中型免許(8t限定)です。ただし4tトラックでも形状により車両総重量がオーバーした場合は運転できません。

4tトラックの運転免許取得条件

4tトラックの免許を取得するためには、どのような条件があるのでしょうか。ここでは4tトラックの免許を取得するための条件を考えてみます。

必須免許

4tトラックを運転するためには、「中型免許」より上級の免許が必要となります。平成19年6月1日までに普通免許を取得していれば、「中型免許(8t限定)」となり、運転は可能ですが、平成19年6月2日以降では「中型免許」を取得していなければ、4tトラックは運転することはできません。

「中型免許」は20歳以上でなければ取得することはできません。しかし「中型免許」の取得条件の中に、「普通免許取得後2年以上の経歴」がありますので、20歳になっていきなり「中型免許」は取得することはできません。

そのため「中型免許」を取得するためには、最低でも「普通免許」、できれば「準中型免許」を取得していなければなりません。また「2年以上の経歴」となっていますので、ペーパードラーバーでは、たとえ自動車教習所に通っても取得は難しいです。

年齢

「中型免許」は20歳以上でなければ取得できません。しかし普通免許取得後2年以上の運転経歴がなければならないので、ただ20歳以上であれば良いわけではありません。20歳でいきなり「中型免許」は取得できません。

18歳で「普通免許」を取得すると、2tトラックの標準ボディが運転できますので、それでトラックの運転に慣れるか、「準中型免許」を取得して、3tトラックの標準ボディを運転して、トラックの運転に慣れることが大事です。

中型免許で4tトラックを運転するためには、まず普通免許か準中型免許を取得して、トラックの運転に慣れることが大事ですし、自動車教習所での教習でもコツをつかむことができるようになります。

視力

4tトラックの運転に必要な免許・取得条件・方法・メリット

中型免許を取得するためには、両眼で0.8以上、片眼で0.5以上、深視力検査での誤差が2cm以下、視野150°以上であること(眼鏡・コンタクトレンズ使用可)が必須条件となります。また交通信号が認識できる色彩識別も必要です。

中型免許から「深視力検査」が加わりますが、これは自動車を運転する時に前の車や歩行者との距離感を把握する検査です。この能力が一定のレベルに達しているのかを調べるのが、深視力検査です。

中型免許に限らず、車を運転する上で、視力はとても大事です。信号を判別するだけではなく、運転中に歩行者などを認識して安全回避をしなければなりません。車両が大きくなれば死角も多くなり、視力に頼らなければならないことも多くなります。

4tトラックの運転免許取得方法

4tトラックの運転免許を取得するためには、指定自動車教習所で技能講習を受けなければなりません。取得までの流れは次のとおりです。

自動車教習所での流れは次のとおりです。

1、指定自動車教習所に入校
2、適性検査
3、技能講習(学科講習は免除の場合あり)
4、 技能検定
5、仮免許証交付
6、技能講習(学科講習は免除の場合あり)
7、技能卒業検定

運転免許試験場で行なうことは次のとおりです。

1、適性検査と免許取得申請
2、中型自動車免許証交付

運転免許証が交付されたら、中型自動車の運転ができるようになります。これで4tトラックの運転ができるようになります。教習所に通わずに直接運転免許試験場で試験を受けることも可能ですが、教習所で取得した方が良いです。

4tトラックの運転免許をとるメリット・デメリット

4tトラックの運転免許をとるメリットはあるのでしょうか。またデメリットはないのでしょうか。ここでは4tトラックの運転免許をとるメリット・デメリットを考えます。

メリット

4tトラックの運転免許をとるメリットは、「運転できる車が増える」ということです。トラックなら4tクラスで、乗用車なら28人乗りのマイクロバスが「中型運転免許」で運転できるようになります。

運送会社に勤めても、2~3tクラスの運転よりも、4tクラスの運転の方が賃金面でも優遇されますし、仕事の量も多くなります。また普段の仕事面だけではなく、定年退職した時にでも、再就職に有利になるでしょう。

トラックだけではなく、乗用車でも28人乗りのマイクロバスが運転できますので、送迎などの業務ができるようになります。ただし運送会社もマイクロバスの乗務も、ある程度2tクラスのトラックやワゴン車などで乗務してからでないと、4tクラスのトラックや28人乗りのマイクロバスは運転させません。

デメリット

4tトラックの運転免許をとるデメリットは「4tトラック以下しか乗れない」ということです。現在のトラックは2tの平荷台までが普通免許、3tの平荷台までが準中型免許、4tまでが中型免許となり、それ以上を運転しようとすると、大型免許が必要となります。

一般の運送会社は4tクラスでも平型トラックとコンテナトラックを所有していることが多く、4tトラックが2種類あることになります。

4tトラックの標準クラスの運転に慣れたから、4tトラックのコンテナ付きに乗ろうとおもっても、車両総重量が中型免許の範囲内でなければ、中型運転免許では4tトラックのコンテナ付きは運転できません。そのため会社の中でも、新しい車に乗れないことが発生することになります。

4tトラックからステップアップしよう

4tトラックの運転に必要な免許・取得条件・方法・メリット

4tクラスのトラックを運転するためには、中型運転免許が必要になりますが、車両総重量などで運転できない時もあります。しかし普通免許では小さいトラックしか運転できませんが、中型運転免許では4tトラックのクラスが運転できることになります。

4tトラックを安心して乗るには、さらに上の「大型免許」を取得すれば良いです。「大型免許」なら4tトラックにコンテナが付いていて運転は可能になりますし、さらに上のサイズのトラックも運転できます。

4tトラックは中型トラックでも小さいクラスになります。さらに大きいサイズの中型トラックを乗ってみようと考えているなら、ぜひ大型免許を取得して、大きいサイズのトラックを運転してみても良いでしょう。

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