Search

検索したいワードを入力してください

2018年06月11日

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

普通免許で3tトラックは運転できるのでしょうか?普通免許で乗っている人がいるから大丈夫と思っていると、法の改正で普通免許を取得した時期によっては違反になることもあります。普通免許で運転できるトラックの種類や中型免許取得方法など3tトラックについて紹介します。

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

3tトラックの特徴

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

3tトラックは、トラックの中でもサイズが小さく小回りがきくので、住宅地や市街地への納品するのに多く使われています。長距離を走ることは少なく、近距離から中距離用として用いられ、運ぶ荷物は下記のとおりです。

・個人宅への小物の宅配
・家電製品の宅配
・バイクや車の小さい部品
・道の狭い市街地での引っ越し
・コンビニ配送
・家具や雑貨品の配送

サイズ

3tトラックは3つのタイプに分かれています。

平ボディタイプ

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

平ボディタイプは、どこでも見られる一般的なトラックで、車体外寸が全長約4690mm、全幅約1695mm、最大積載量約3000kgあり、側面が覆われています。一般貨物はほとんどの場合、積み込むことができるので利用度も高いです。

上部に覆いがないので積み方次第では、荷台の長さや幅以上のものを積んだり、クレーンで積込みすることもできます。デメリットは雨などの水濡れに注意が必要なことと、専用のシートで覆うのが一般的ですが、布製のシートがほとんどなので穴あきやシートの裂けが発生しやすいことです。

箱タイプ

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

荷台が箱型になっていて車体外寸が全長約5005mm、全幅約1890mm、最大積載量約3000kg、高さ約3090mmあり、後部が開閉するタイプや一部側面が開閉するタイプがあります。水濡れ防止に特化した荷台があるので、ダンボール製品などの水に濡れてはいけない荷物などの運搬に向いています。

デメリットは後部にしか開閉するところが無いため、クレーンやフォークリフトによる積込みができず、人力で積み降ろしをしないといけないため作業に苦労することです。また平ボディタイプより載積量が少ないです。

ロングタイプ

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

平ボディタイプでは車体外寸が全長約7310mm、全幅約2185mm、最大積載量約3000kgあります。デメリットは梅雨時など荷物を積んでいないときでも、荷台が濡れてしまうと荷物を積むことができないので常にシートを掛けて置く必要があるところです。

晴れている時でも、荷物を積んで走る際は、荷物の落下防止や急な雨のためにもシートは欠かせません。さらに積荷がシートに覆われているだけなので、盗難にも注意が必要です。

寸法・荷台寸法

3tトラックは、中型トラックの中では、4tトラックの次に人気があります。3tトラックの3tは、最大積載量が3トンのものを表していますが、ユニックなどで積載量が2t近いトラックも3tと呼ばれているので、人によって呼び方に違いがあります。

車体車体の全長(mm)荷台の長さ(mm)荷台の幅(mm)荷台の高さ(mm)
いすずのエレフ キャブ標準ボディ469031201620380
いすずのエレフ ハイキャブロングボディ606543601800380
三菱ふそうのキャンター 標準ボディ469031201615380
三菱ふそうのキャンター 標準キャブロングボディ598543501790380
日野のデュトロ 標準ボディ469031151615380
日野のデュトロ 標準キャブロングボディ598543551790380
トヨタのダイナ 標準ボディ469031151615380
トヨタのダイナ 標準キャブロングボディ598543551790380
日産のアトラス 標準ボディ469031201615380
日産のアトラス 標準キャブロングボディ598543501790380

燃費など

トラックを選ぶ際の基準の1つに燃費というものがあります。燃費比較の大体の目安は下記のとおりになります。

・三菱キャンター(2~3t)燃費:10.6km/l
・いすゞのエルフ(2t)燃費:10.6km/l
・日野のデュトロハイブリッド(2~3t)燃費:12.2km/l
・マツダのタイタン(2~3t)燃費:10.6km/l
・日産アトラスF24(2~3t)燃費:10.4km/l

3tトラックの免許取得方法

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

3tトラックを運転するには中型免許が必要です。中型免許で運転することができる中型トラックは、最大積載量3トン以上6.5トン未満、車両総重量5トン以上11トン未満の車両のこといいます。中型免許の取得には下記の必要条件があります。

・普通自動車免許か自動二輪免許を取得していること
・20歳以上で運転経験が2年以上であること
・AT限定の普通免許のみを取得している場合は実技教習が少し増えます。

自動車教習所か合宿で免許が取得できます。

法改正:平成19年6月2日施行

貨物トラックによる交通事故を防止するために、平成16年に道路交通法の一部が改正されて、車両総重量5t以上11t未満、最大積載量3t以上6.5t未満、乗車定員11人以上29人以下の車両は「中型自動車」という区分を作り、それを運転するための中型免許ができました。

3tトラックは普通免許では運転することができず、現在は中型の8t限定免許以上の免許がないと運転できません。

現行の普通免許

・車両総重量5t未満
・車両積載量3t未満
・乗車定員10人以下

旧普通免許

旧普通免許は、現行の中型自動車8t限定の免許です。
・車両総重量8t未満
・車両積載量5t未満
・乗車定員10人以下

中古の3tトラック購入の際の注意点

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

3tトラックを中古で買うとなると、色々と注意点が出てきます。買う3tトラックのタイプによって専門的なチェックポイントがあります。どのような注意が必要なのでしょうか。

大事なのは足回り

中古の3tトラックを選ぶ際に一番重要なのは「足回り」です。重たい荷物を運ぶので、足回りが頑丈でないと商品として成り立ちません。3tトラックの生命線は足回りなので、中古の3tトラックとなると、十分足回りは酷使していることになります。購入した後に、すぐに壊れてしまうというリスクがあるので事前に確認すべき重要な注意点です。

値段は価格交渉ありき

3tトラックの中古サイトで提示されている値段や、店頭販売されている値段は、販売業者の希望価格だということを理解しておきましょう。3tトラックを希望の値段で「この値段で売れたらいいな」という業者側の気持ちが入っているということです。

中には値引き交渉を見込んでの価格を提示している業者もいるので、どんなに安いと思った値段でも、購入する場合は価格交渉するようにします。

特殊性が高いトラックは高い

特殊性の強い、中古の3tトラックは値段が高くなる傾向があります。この場合の注意点は「足元を見られない」ようにすることです。特殊性が高いと「ここでしか売っていない」となるので、見積もりができない状況になります。

この状況上、必然的に値段は高くなるので、買わないという価格のラインははっきりと決めておきます。本当は欲しいけれど、あえて買わない選択肢もあることを業者側に見せつけることが必要です。

3tトラックのレンタルの仕方

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

貸してくれるレンタル業者によって、それぞれ手続きが違いますが、一般的な3tトラックのレンタルの仕方を紹介します。

①借りたい3tトラックを予約します。
②3tトラックのレンタル料金を支払うと受け渡しになります。
③使用上の説明をうけてレンタルスタートです。
➃利用が終わり、3tトラックを店舗へ返却します。
※レンタカーは燃料を満タンの状態で返却します。

3tトラックの車検の有効期限と車検方法

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

3tトラックは車検の区分では、「貨物自動車」になり、初回2年、2回目以降は1年で有効期限が到来します。3tトラックの車検は乗用車と同じで、整備車検、ユーザー車検、車検代行を選んで行うことができます。

整備車検は、ディーラーや整備工場に定期点検整備と検査を任せることです。ユーザー車検は、3tトラックの所有者が自分で点検と整備をしてから、検査場にトラックを持ち込み、検査を受ける方法です。車検代行は、点検や整備は自分で行い、検査場で検査だけを車検代行業者に依頼する方法です。

3tトラックにかかる車検費用の平均額は

3tトラックの特徴・免許取得方法・中古購入の注意点|サイズ

車検には大きく分けて、法定費用と点検・整備費用の2つの費用がかかります。

法定費用

3tトラックにかかる法定費用は、申請手数料と自動車重量税、自賠責保険料の3つになります。法定費用はどの方法で車検を受けても、同額の費用がかかります。申請手数料は、登録申請手数料が新規登録は700円、移転登録は500円、変更登録と抹消登録には350円です。

自動車重量税は自家用か事業用か、2年か1年か、そして車両総重量によって2,800円~18万2,700円までの幅があります。

自賠責保険の車種では「普通貨物自動車およびけん引普通貨物自動車」が設定されていて、この保険が通常のトラックに適用されます。営業用で最大積載量2t超、25ヶ月契約の場合で13万9540円、2t以下は25ヶ月契約の場合は9万4200円となっています。

点検・整備費用

点検や整備費用は、ディーラーや整備工場など車検を受ける場所によって費用に違いがあります。平均的な価格は、2t車なら50,000円位、4t車な50,000円位、10t車なら120,000円位です。3tトラックの車検を受ける間隔が普通自動車より短いので、費用もかさんでしまいます。

乗る予定のない3tトラック、買い替えを考えている3tトラックなどは、車検を受けるタイミングで、買取に出すこともできます。

3tトラックの平均の維持費

トラックにかかる維持費は、大きさや種類によって変わってきます。車検費用には重量税、自賠責保険料込で大体14~30万円位です。整備内容や車検を行い業者によっても変わります。

任意の保険料は年間40万円くらい、対人対物賠償保険や人身傷害の掛け金によっても変わります。自動車税も自家用と商用とで納める金額が違います。

燃料費は走行距離やトラックによって違いがあるので、年間走行距離3万km走るとして、年間約34万円くらいは必要になります。その他に3tトラックの購入費用のローンを支払っているのなら、その費用と駐車代も維持費の中に入ります。

3tトラックの平均新車価格

トラック運送事業の運賃・原価に関する調査報告書を参照すると、トラックの平均新車価格は下記の通りです。

・2t車:353 万円
・3t車:562 万円
・4t車:554 万円
・9t/10t車:948 万円
・11t車:1,157 万円

中古車の平均購入価格

トラックの中古車の平均購入価格は下記の通りです。

・2t車:116 万円
・3t車:289 万円
・4t車:174 万円
・9t/10t車:380 万円
・11t/12t車:378 万円

月リース料金の平均価格

トラックのひと月あたりのリース料金の平均価格は下記の通りです。

・2t車:67,253円
・3t車:110,349円
・4t車:107,565円
・9t/10t車:197,177円
・11t/12t車:234,544円

初心者に3tトラックをおすすめする理由

今からトラックを運転するのであれば、将来的には4tゲート車に乗れるように3tトラックをに乗ることがおすすめです。ゲート車というのは、トラックの後部に昇降機が付いているトラックのことをいいます。

ゲートが付いていると荷物を昇降機に乗せて、自動で積み降ろしができるので、揚げ荷の際に体への負担が少なくてすみます。長期的にみて4tゲート車に近い、初心者でも乗りやすい3tトラックがおすすめの理由です。

ゆくゆくは4tトラックへ

4tトラックに拘るのには、大きな理由があります。2017年3月12日に運転免許制度が変わって、2007年6月2日と2017年の3月12日の区切りの前後で、普通免許で乗れるトラックの大きさが変わりました。2007年6月1日までに普通免許を取得している人のみ、普通免許で4tトラックまで乗ることができるのでとても有利になります。

自分の普通自動車免許を確認しよう

法の改正が行われたり、運転免許制度が変わったりしたとしても違反してしまった場合には、知らなかったでは済まされないので、免許更新の際にでも、自分の取得している普通免許はどのサイズのトラックまで運転することができるのか確認しましょう。

Related