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2018年06月04日

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

2tトラックについての解説記事です。2tトラックの定義や荷台のタイプ別による分類や、2tトラックを運転する場合に必要な免許証の種類について解説をしています。また、車長や車幅による2tトラックの分類とそれぞれの特徴についても解説しています。

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

2tトラックの車長と特徴・4t車との違いについて

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

荷物の運搬や搬入搬出などに欠かせない車両であるトラックですが、その種類は大きく分けると、小型・中型・大型の3種類に分類されます。その中でも、普通自動車免許でも運転ができる車種の豊富な2tトラックは、トラック運転の入門車種としての手軽さなどから人気があります。この記事では2tトラックの種類・特徴や車長、4tトラックとの違いなどについて解説します。

2tトラックの定義

2tトラックとは、車両総重量5t未満で最大積載量2.0~2.9t未満の小型のトラックを指します。乗車定員は最大3名までのものが多く、ダブルキャブと呼ばれる後部座席まである車両の場合ですと、乗車定員が最大6名まで可能なタイプなどもあります。

運転席およびタイヤ回りを指すシャシーに荷台に乗せる上物と呼ばれる部分で構成されており、シャシーと上物は基本的には別のメーカーで作られています。また、上物は平ボディー、バン、ダンプ、クレーン付き、冷蔵冷凍車など、さまざまな形ものから選び組み合わせることができます。以下に、それぞれの上物の特徴および用途などについて解説します。

平ボディ

平ボディとは屋根のないオープンタイプのものをいい、日本初のトラックの形がこのタイプと言われています。幌付きや荷台を上げ下げできるパワーゲート付きなど、さまざまなタイプの平ボディが出回っています。地面から荷台までの高さのある「高床タイプ」や、コンパクトな「低床タイプ」などがあります。

平ボディ2tトラックは、汎用性が広く、収められる積載物も建築資材から植物まで幅広いことから、多くの業者に人気があります。雪道や山間部などを走行する予定がなければ、積み荷の上げ下げの便利な低床タイプがおすすめです。

バン

バンとは、2tトラックのシャシーに箱状の荷台が乗ったものを言います。箱の素材として使われるものには、軽量なアルミやホワイトボードのようなパネル、幌のような布地のものなどさまざまです。後方だけでなくサイドにもドアの付いた箱のものや、積載物を固定できるラッシングレールや、荷役性に優れたジョルダー付きタイプなど、荷物の積み下ろしがしやすくなる構造のものもあります。

バンタイプの2tトラックは、密封性に優れているため、洋服雑貨や花卉などお客さまに販売する商品の運搬や、お客様の荷物を頻繁に扱う引っ越し業者などに多く使われています。また、新型普通自動車免許対応車も多く、新人ドライバー向けの2tトラックとしてもおすすめです。

ダンプ

ダンプタイプは、油圧で荷台を押し上げて勾配を付け、積載物を一気に輩出できるタイプのものを指します。床を通常の2倍にまで厚くしてある頑丈な強化ダンプや、三方向に荷台を傾けることのできる三転ダンプ、クレーン付きのダンプなどさまざまな仕様が存在します。

ダンプタイプの2tトラックは土建業における必須アイテムであり、土砂を運搬する現場なら土砂ダンプ、鉄くずを積む現場ならば荷台の深い土砂禁ダンプなど、現場環境に応じて活用されています。

クレーン付き

クレーン付きタイプとは、運転席と荷台の間にクレーンの付いている2tトラックのことを言います。クレーンの伸びる程度を表す段数や、クレーンで吊れる重量を表す吊りt数などは、用途に応じさまざまな性能のものがあります。中には無線でクレーンを操作できるタイプもあり、2tトラックの中でも、一番豊富なバリエーションを持っています。

クレーン付き2tトラックは、幅広いシーンで活躍できるため、土建業者や建築業者、ピアノ運送業者まで多くの方が利用しています。ただし、クレーンタイプの2tトラックに限っては、運転する際にクレーン免許が必要となるので注意が必要です。

冷凍冷蔵車

冷凍冷蔵車とは、冷凍あるいは冷蔵機能の付いた箱が荷台に乗った2tトラックのことを言います。バンには、-30℃の低温タイプと-5℃を保持する中温タイプの2種類があり、エンジンを付けなくても積み荷を冷やすことのできるスタンバイ機能付きのバンや、冷気を循環させやすい床材を使用したバンなど、お客様のニーズに対応したさまざまな機能を備え付けたバンもあります。

冷凍冷蔵車の2tトラックは、主に生鮮食品を扱う業者が使用していますが、精密機械を運搬する業者も使用しています。デパートや量販店の狭い搬入口にも乗り入れることができるよう、車高や車長などの細かな部分において、いろいろな種類の2tトラックが存在していることもこのタイプの特徴とも言えます。

2tトラックの運転に必要な免許とは

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

トラックの運転をする場合、普通免許とは別に大型免許が必要なイメージがありますが、車両総重量や積載量によっては、2tトラックを運転する場合であっても、旧型の普通自動車免許証や新型普通自動車免許があれば運転の可能な車種もあります。

旧型の普通自動車免許の場合は、車両総重8t未満で最大積載量5t未満の2tトラックならば運転は可能です。新型の普通自動車免許証の場合は、車両総重量5t未満で最大積載量3t未満の2tトラックまでが運転可能です。

旧型の普通自動車免許を所持している場合は、ほぼ全種類の2tトラックの運転は可能ですが、新型の普通自動車免許を所持している場合は、旧型の普通自動車免許の場合と比べ制約が生じるので、気を付けましょう。

2tトラックの車長の特徴

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

2tトラックあるいは3tトラックなどのような小型トラックに分類されるトラックには、車長4700mm以内、車幅1700mm以内、車高2700mm以内という寸法上の定義はありまが、同じ2tトラックの中でも、「ショート」「ロング」「ワイドロング」と、車長や車幅の違う3タイプが存在しています。

種類別2tトラックの車長

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

車長の特徴の項において、2tトラックには「ショート」「ロング」「ワイドロング」といった3種類があることを説明しましたが、以下に各々の種類の車長およびその特徴について解説します。

ショート

ショートタイプに分類される2tトラックは、車長4.7m程度、車幅1.7m程度という寸法上の定義があります。運転する場合の車長や車幅の感覚は普通自動車と変わらないため、小回りが利き住宅街などでも走行しやすいので、トラック運転初心者にもおすすめです。

また、ショートタイプには新型普通自動車免許証やオートマチック車限定の普通自動車免許証しか所持してなくても運転可能なモデルも多数出ているため、多くの人に運転してもらう車種を選ぶときには、ショートタイプの2tトラックから選ぶと良いでしょう。

ロング

ロングタイプに分類される2tトラックには、車長6.0m程度、車幅1.9m程度という寸法上の定義があります。普通自動車と比べて車長が長くなるので、運転する時の感覚には「慣れ」が必要です。また、この感覚の違いは普通自動車からロングタイプの2tトラックに乗り換えた場合だけでなく、同じ2tトラックでもショートタイプからロングタイプに乗り換えた場合でも同じです。

車長が長くなる分積載量もアップし、型式にもよりますが、ショートタイプに比べてロングタイプは0.5~1.0tも多く荷物を積むことが可能です。また、車長が長くなる分、長い荷物を積載できるので、バンなどで広告宣伝カーとして使用する場合の効果のアップも期待できます。

ワイドロング

ワイドロングタイプに分類される2tトラックは、車長6.0m程度、車幅2.1m程度という寸法上の定義があります。車長はロングタイプと同じ長さとなるので、ロングタイプと同じように、普通自動車やショートタイプの2tトラックから乗り換える場合には「慣れ」が必要です。

ショートタイプと比べ、車長が長くなる分、積載量がアップする点は同じですが、幅が広くなる分、荷幅の広いものを積載・運搬できるようにもなります。

2tトラックと4tトラックの車長の違い

2tトラック4tトラックはさまざまな規格によって分類されます。道路車両運送法の保安基準による分け方で見た場合、小型トラック(2tトラック)と中型トラック(4tトラック)は寸法と積載量によって分類されます。小型トラックの車長は4700mm以内という定義に対し、中型トラックは車長12,000mm以内という定義となっています。

前項でも解説しましたとおり、車長が長い分荷物も多く積むことができるため、積載量にも差があり、一般的な小型トラックの最大積載量が3t以内であるのに対し、中型トラックの最大積載量は6.5t以内と倍以上の積載量になります。

トラック初心者・入門者には最適な2tトラック

2tトラックの車長・特徴・4tトラックとの違い

車種やスペックにもよりますが、2tトラックは普通自動車免許で運転できることや、車長が普通自動車と変わらないモデルがある点などから、トラック初心者や入門者にとって最適なトラックと言えるでしょう。

しかし、車長が普通車と同じであっても、運転席の高さは普通自動車の1.5~2倍と高く、また、荷台に箱型のバンが乗せてある場合は後方への視界が遮られるので、運転するときの安全確認には普通車とは違った方向での注意が必要です。

自動車の種類に違いはあっても、安全運転を心掛けることはドライバーとして必要不可欠なことなので、そのことを肝に銘じながら、2tトラックから始めるトラックライフを楽しみましょう。

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