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2018年06月27日

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

10tトラックといえば大型トラックですが、トラックの形によって色々違います。何を積めるのか、どのくらい積めるのか、それによって呼び名も違います。レンタルとチャーターの違いや平均料金などのご紹介、必要な自動車免許の説明もしますので、ぜひ参考してください。

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

10tトラックの特徴は?

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

10tトラックという名前はよく聞きますが、厳密には10t程度の積載量のトラックのことを指します。10tトラックという名前のトラックが存在するわけではなく、9t~11tあたりの積載量のものをまとめて10tトラックと呼んでいます。

最小回転半径はどのくらい?

最小回転半径とは、Uターンするときや敷地内で回転するときなど、車を回転させたときにハンドルを全開に切った状態で回れる数値のことです。10tトラックの最小回転半径は車種によってもちろん数値は変わりますが、約6.6mほどに設定されています。

普通のコンパクトカーなどでは5m少々程度になっていることを考えると、10tトラックの約6.6mは随分少ない数値のように感じます。なぜそうなるのかというと、普通の乗用車は前輪が運転者の前の位置にあるのに対し、トラックは運転者の真下の位置にあるからです。それが意外に最小回転半径が少ない理由です。

10tトラックの荷台寸法

10tトラックは大型トラックと呼ばれ、荷台の形や装備によって積載量は異なりますが、トラックの中でも最大の積載量です。道路運送車両法で公道を走ってもよい大きさと重さが決まっていますが、その最大のものが10tトラックです。

道路運送車両法では小型自動車以外は普通自動車ということになっていますので、10tトラックだとしても普通自動車として道路を走れる大きさと重さでなければなりません。

下記に主な10tトラックの荷台寸法を3社ほど抜粋しました。

三菱ふそうのスーパーグレート日野のプロフィアいすゞのギガ
2,410mm2,390mm2,350mm
高さ2,470mm560mm450mm
長さ9,635mm9,200mm9,200mm

種類別10tトラックの車両一覧

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

10tトラックには色々な種類があります。代表的なものでいうと、平ボディ、バンボディ、冷凍冷蔵庫、土砂ダンプ・土砂禁ダンプ、ウイングボディなどです。他にもまだまだたくさんありますが、今回ご紹介するのはこの種類です。

それと実はトラックは車体(シャシー)と上に乗せる(上物)は別の会社で作られていることも多くあります。1台の車を2社で作っているなんてあまり想像できないかも知れません。シャシーとはハンドルや運転席の部分、エンジン、フレーム、シャフト、サスペンションなどの総称です。

平ボディ

平ボディは、一番一般的な形のトラックです。10tトラックの中でもごく普通にあるシンプルなタイプのもので、両側と後方についているアオリと言う柵のようなものは、どちらも開いてフラットな状態にもなるトラックです。

そのお陰で、荷物の上げ下ろしなども簡単にできるので色々な用途に使用されます。アオリの素材もさまざまで鉄板、アルミ、木などのものがあります。屋根はついていないので雨には弱いですが、その分価格も低く人気もあります。

バンボディ

バンボディの10tトラックはアルミ製の箱型の荷台がついたトラックです。比較的よく見かけるタイプのトラックですが、平ボディと比べると雨や風から荷物を守ることができるので、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの商品を積んでいたり、引越などにも使われています。

冷凍冷蔵庫

冷凍冷蔵庫の10tトラックはバンボディが冷凍冷蔵庫になっています。魚介類などの生鮮食料品を運ぶために製造されたトラックです。街中でもよく見かけます。

土砂ダンプ・土砂禁ダンプ

ダンプとは、「ダンプ・トラック」が正式名称でトラックの一種です。ダンプとは投げ捨てるという意味で荷台が斜めに持ちあがり荷台に乗せているものを簡単に滑り落とすことができます。

10tトラックには土砂ダンプと土砂禁ダンプというものもありますが、土砂ダンプは文字どおり土砂を積むためのダンプ・トラックです。もう一つの土砂禁ダンプは土砂を積むことを禁止されているダンプ・トラックのことです。

土砂禁ダンプの使用目的は軽量のかさばるものを運ぶためのトラックで、例えば清掃業者などがペットボトルを運んだりします。もしも土砂などを積んでしまうと過積載になってしまうので、構造変更、車検を受ける、登録番号を荷台に記載するなどをしなければなりません。

ウイングボディ

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ウイングボディの10tトラックは、鳥が翼を広げて羽ばたくようにも見えるためガルウィングや側面開閉車とも呼ばれています。後方から長いものを積んだり、側面からも積み込むことができるので用途は広いです。またコンサートなどに使われることもあります。

10tトラックの積載量の確認方法

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

10tトラックに荷物を摘む場合、どのくらいの荷物が詰めるのでしょうか。荷物を摘むことができる最大量は最大積載量と呼ばれていて、車両総重量と車両重量によって出されます。その数値を上回ると違反ということになります。

最大積載量の計算方法とm3の換算は?

10tトラックの最大積載量の計算方法は最大積載量=車両総重量-車両重量-(乗車定員×55kg)です。10tトラックの場合、車両総重量が20t、シャシーが10t、積載量が10tまでとなっています。10tトラックでは、トラックの骨格となるフレームであるシャシーが安全に荷物を支えられる重量が10tということになります。

またm3をtに換算するには物質の比重を知らなければなりません。比重は1m3あたりの重さをあらわすもので物質によって異なります。例えば水1m3は1tですが、コンクリートなら2.3tとなります。

コンクリート(1m3) 2.3t
土(1m3)      2.0t
砂(1m3)      1.9t

車両総重量の計算方法

10tトラックの車両総重量の計算方法は車両総重量=車両重量+(乗車定員×55kg)+最大積載量

なぜこのような数値が決められていているのかというと、道路や橋は目的によって基準があり、その基準に合わせて設計され管理されています。その数値を超えた場合は道路や橋などに負荷がかかり他の車両や人の通行の安全が保たれないからです。10tトラックは車両総重量が25t以下と決められています。

小型・中型・大型それぞれの違い

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10tトラックは普通大型トラックと呼ばれていますが、トラックには小型トラックと中型トラックもあります。それぞれの違いは大きさですが、車両総重量によって分けられることもあります。

小型

トラックの中では一番小さいのが小型トラックですが、2tトラックと3tトラックのことを総称して小型トラックと呼んでいます。車両総重量は5t以内、最大積載量は3t以内となっています。普通自動車免許で乗れてしまうので手軽なトラックともいえるでしょう。

中型

中型トラックは4tトラックとも呼ばれ、2~3tトラックと10tトラックの大体中間にあたります。車両総重量は11t以内、最大積載量は6.5t以内となっています。

大型

大型トラックは一般的には10tトラックのことですが、もっとその上に大型トレーラーというものもあります。大型トレーラーは特殊車両として扱われていて、国土交通省の許可が必要な場合もあります。最大積載量は20tですが、単体物許可、バラ積み緩和などの方法によっては28t程度まで変更できることもあります。

10tトラックのcadデータの探し方

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10tトラックのCADデータの探し方はネットで検索してみるとフリーのものも色々出てきますが、ダウンロードするには利用規約に同意しなければならない所も多いです。下記に2社ほど載せてあります。

ISUZUのCADデータ

下記のリンクからISUZUです。大型トラックの主要諸元、車両外観図、旋回軌跡図がPDFでダウンロードできます。

日立建機日本からもダウンロードできます

下記のリンクは日立建機日本です。注意事項に同意する必要がありますが、同意後、DXF形式・DWG形式でダウンロードすることができます。

10tトラックの運賃相場の算出方法

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

日本の物流コストというもの自体があやふやに成り立っているようで、じっさい10tトラックの運賃は会社によって倍も違うということが平気であります。荷主と運送会社の間で取り決められる運賃は、前年の支払い実績を元に新年度の運賃を決めるのが一般的です。

(距離÷燃費)×軽油代+日数×2万円=原価
原価×1.1~1,2=運賃


計算式としては上記の計算方法になりますが、これは運送会社が最低これだけは欲しいという金額で、ここにドライバーや事務員の給与、車両償却費、修繕費、保険料に事務所の経費、利益として10%~20%を上乗せしたものが実際の運賃になります。

これはあくまでも運送会社に直接依頼した場合で、仲介業者が入るとここに上乗せされますので1社につき30%ほどかかります。もしも3社が間に入るとすると倍近くの料金に跳ね上がります。

10tトラックのレンタル・チャーター平均料金

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10tトラックをレンタルするのか、チャ―ターするのか、料金はどのくらい違うのでしょうか。ちなみにレンタルとチャーターの違いはおわかりでしょうか。レンタルは車だけ借りることで、チャーターは運転手付きで借り切ることです。

10tトラックを運転するには?

もし、あなたや同伴者が10tトラックを運転できる免許をお持ちなのであれば、レンタルの方がお値段としては安いです。また10tトラックを運転できる免許自体が法規制で変わっています。

平成19年6月1日までは普通自動車免許と大型自動車免許しかありませんでしたが、それ以降平成19年6月2日から平成29年3月11日には中型自動車免許が登場しました。平成19年6月1日以前の方であれば大型自動車免許、それ以降であれば中型自動車免許を持っていれば11t未満の車両総重量、6.5t未満の最大積載量のトラックを運転することができます。

レンタルとチャーターの料金

保障内容や走行距離などによっても変わりますが、10tトラックのレンタル料金は、大体24時間で42,000~45,000円ほどが相場です。運転手付きのチャーターになると、3時間あたりの料金が30,000~36,000円になります。金額は割高ではありますが10tトラックに慣れていない人が運転するよりも安全ではあります。

知っておいて役に立つこと

10tトラックの車両・荷台寸法一覧・積載量確認方法

今回は10tトラックのことについて書きました。10tトラックの種類や積載量、運賃の相場など、これからトラックドライバーを目指している方や運送関係のお仕事をされている方に有益な情報だったのではないでしょうか。レンタルやチャーターの料金などは、お仕事ではなくともお世話になることもあり得ますので、頭に入れておくことよいでしょう。

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