タクシー運転手のあるある事情6選|タクシー運転手は自分に向いている?
初回公開日:2019年5月17日
更新日:2019年5月17日
記事に記載されている内容は2019年5月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
タクシー運転手の仕事
タクシー運転手の仕事は基本的に個人で営業をするため、職場のわずらわしい人付き合いがなく、学歴や職歴も問われないため、転職先としてけっこうな人気を集めています。
この記事では、これからタクシー運転手への転職をしようとお考えの方のために、その仕事をよく知るための手がかりとして、タクシー運転手のあるある事情をご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
タクシー運転手の業務内容
タクシー運転手のあるあるについて詳しくご紹介する前に、まずはその業務内容についてチェックしておきましょう。
タクシー運転手は、お客様を乗せて目的地まで安全かつ快適にお送りすることが務めであり、お客様を乗せては降ろすというルーティンワークを繰り返すことになります。
つまり、タクシー運転手の仕事は運送業であると同時に接客業でもあります。
タクシー運転手の勤務形態
では、タクシー運転手の勤務形態はどのようなものなのでしょうか。タクシー運転手の勤務形態としては、隔日勤務、昼日勤務、夜日勤務の3種類に大別することができるでしょう。
一般企業の会社員と同じく朝に出社して夕方に退社するのが昼日勤務であり、夜日勤務は夕方や深夜から翌朝まで働きます。
また、隔日勤務はタクシー業界ならではの勤務形態で、朝に出社し、翌日の早朝まで一日以上勤務するなかなかハードなスタイルです。
タクシー運転手のあるある事情6選
タクシー運転手の仕事を長くしていると、多くの人がかなりの確率で遭遇することがあります。
タクシー運転手という仕事をより深く理解するためにも、タクシー運転手のあるある事情についてここからご紹介していきます。
すでにタクシー運転手をされている方は、きっと以下のエピソードを見て「あるある」と共感できるはずです。ぜひご覧ください。
タクシー運転手のあるある事情1:料金メーターを入れ忘れる
タクシー運転手のあるあるとしてまず挙げられるのが、料金メーターを入れ忘れてしまうということです。
お客様から目的地を聞いたり、シートベルトを締めるようお願いしたりあれこれとしているうちに、つい料金メーターを入れ忘れたままタクシーを走らせてしまうことがあります。
かなり走ったところでようやく料金メーターを入れ忘れていたことに気づき、「損をしてしまった」と悔しい思いをするのもあるあるでしょう。
タクシー運転手のあるある事情2:運賃を払ってもらえないトラブル
運賃を払ってもらえないトラブルに遭遇するといのも、残念ながらタクシー運転手のあるある事情のひとつに数えられます。
きちんとお客様を目的地まで送り届けたにもかかわらず、いろんな難癖をつけて運賃を払おうとしない人も一定数存在します。
タクシー運転手に非があって運賃の支払いを渋るというケースもありますが、中には最初から支払う気がないのにタクシーに乗車する客がいるのもあるあるです。
道が間違っているから
運賃を支払わないあるある客の一例として挙げられるのが、タクシー運転手が間違った道を走ったから運賃を払いたくないという言い分です。
結果として目的地にたどり着いたとしても、間違った道を走ったことで時間が余計にかかっており、また本来ならばもっと安い運賃で済んだところを不当に割増されたと感じてしまうでしょう。
現に、売り上げを上げるためにわざと遠回りするタクシー運転手がいるのも事実です。
渋滞していて時間がかかったから
渋滞のせいで到着まで時間がかかったということも、運賃の支払いを渋る客の言い分としてよくある内容です。
そもそも、渋滞はタクシー運転手の責任ではありません。タクシー運転手に非はないにも関わらず、渋滞に巻き込まれたことのイライラや怒りをタクシー運転手に押し付け、支払いを踏み倒そうとする客もいます。
このような理不尽な客に遭遇してしまうのも、タクシー運転手のあるあるでしょう。
泥酔していて
運賃を支払わない客のあるあるケースのひとつとして挙げられるのが、泥酔していて意思の疎通ができないということです。
稼ごうと思えば、終電のなくなった深夜から早朝にかけて繁華街を営業するのが一番です。深夜に飲み屋街で営業をすると酔っ払い客に遭遇する確率がかなり高くなるので、泥酔してお金を払ってもらうことができないというのもあるあるです。
タクシー運転手のあるある事情3:地元の施設等の道順は把握しておく必要あり
タクシー運転手のあるある事情のひとつに、地元の地理はかなり詳しく把握しておく必要があるということも含まれるでしょう。
誰もが知っているメジャーな施設ではなく、マイナーな施設やお店を目的地として指定してくるお客様も多く、「そんなマイナーな場所は知らない」と焦ってしまうのもタクシー運転手のあるあるです。
タクシー運転手のあるある事情4:お客さんとの会話に困る
お客さんとの会話に困るというのも、タクシー運転手のあるあるとして挙げられるでしょう。
お客様によって、話しかけられたい人と話しかけられたくない人がきっぱりと分かれるので、それを見極めるのはなかなか難しいことです。
また、世間話をしたがるお客様であっても、なかなか会話が弾まず、会話が途切れてお互いに気まずい思いをしてしまうというのもあるあるでしょう。
タクシー運転手のあるある事情5:タクシーの臭いを嫌がられる
タクシー運転手のあるある事情のひとつとして挙げられるのが、お客様に車内の臭いを嫌がられるということです。
喫煙者のタクシー運転手の場合、車内に知らず知らずのうちにタバコの臭いがこもってしまっているものですので、お客様からクレームを受けることもあります。
また、自分では気づかない体臭や加齢臭を指摘され、ショックを受けるというのもあるあるでしょう。
タクシー運転手のあるある事情6:タクシー協会に監視されている
タクシー協会に監視されているということも、タクシー運転手のあるある事情のひとつです。
タクシー協会のルールに少しでも違反して営業を行っていると、必ずと言っていいほどそれをタクシー協会に見つけられてしまい、勤務先のタクシー会社に注意や渓谷の連絡が入ってしまいます。
最悪の場合、営業停止の処分をくらうこともあるので、タクシー運転手にとっては死活問題です。
タクシー運転手のメリット・デメリット5選
タクシー運転手の仕事には、良い面もあれば悪い面もあります。タクシー業界への転職を考えている方のために、ここからはタクシー運転手として働くことのメリットとデメリットをご紹介していきます。
人によって、デメリットをさほど感じないこともあれば、逆にデメリットを強く感じることもあるでしょう。
自分にタクシー運転手が向いているかどうかの判断材料のひとつとして、ぜひご覧ください。
タクシー運転手のメリット・デメリット1:経験の有無や年齢がほとんど問われない
タクシー運転手のメリットとしてまず挙げられるのが、ドライバーとしての経験や年齢があまり問われないということです。
タクシーの運転に必要な普通免許二種を取得していれば、未経験者であっても正社員として問題なく採用されますし、シニア世代であっても活躍することができます。
一般企業で定年を迎えた人や正社員雇用が難しい人であっても、タクシー運転手としてバリバリ働くことができるのは嬉しいことでしょう。
タクシー運転手のメリット・デメリット2:個人行動のため人間関係に悩まされない
個人行動なので人間関係に悩まされる心配がないというのも、タクシー運転手のメリットです。
タクシー運転手は自分の運転するタクシーの車内で就業時間の大半を過ごし、会社の人と接するのは出退勤時と朝礼時ぐらいです。
そのため、前の仕事で上司や同僚との関係で嫌な思いをした人には特におすすめできます。
タクシー運転手のメリット・デメリット3:定年が遅いため長く働ける
タクシー運転手のメリットのひとつに、定年がないということも含まれるでしょう。
民間企業のように60歳や65歳という定年を明確に定めているタクシー会社は少なく、中には70代でも契約社員や嘱託社員として第一線で活躍しているタクシー運転手も多くいます。
タクシー運転手のメリット・デメリット4:1日の運転が長く身体的な負荷が大きい
長時間運転で体力的にきついというのが、タクシー運転手のデメリットとして挙げられるでしょう。
ほぼ毎日、同じ姿勢で長時間運転をすることになるため、肩や腰に負担がかかり、体を痛めてしまうタクシー運転手も少なくありません。
タクシー運転手のメリット・デメリット5:乗客とトラブルや交通事故のリスクがある
乗客とのトラブルや事故の可能性があるというのも、タクシー運転手のデメリットのひとつです。
残念ながら悪質なクレーマーやタクシー強盗に遭遇する可能性はゼロではありませんし、毎日タクシーを運転していれば、普通の人よりも事故に遭う確率は高くなるでしょう。
タクシー運転手に向いているかどうか考えてみよう
今回はタクシー運転手のあるあるについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。タクシー運転手は、向き・不向きが大きく分かれる仕事です。
タクシー運転手のあるある事情やその仕事内容をよく理解した上で、自分にタクシー運転手の適性があるかどうかを判断してみてください。
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