高年収も可!トレーラー運転手の給料について知っておきたいポイント8つ
初回公開日:2019年6月5日
更新日:2019年6月5日
記事に記載されている内容は2019年6月5日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
トレーラー運転手の仕事とは
トレーラー運転手の仕事は、コンテナやタンクローリーなどを運ぶことが仕事です。運転する距離にもよりますが、長距離であるほどに体力が必要です。このことが原因で、トレーラー運転手は人手不足の傾向にあります。
扱うものが大型であることから男性の仕事というイメージが強いですが、割合的に少ないものの女性も活躍しています。最近は、女性も働けるように企業体制を整えている企業もあります。
ドライバーの中でも比較的高収入
ドライバーの仕事は多岐にわたりますが、トレーラー運転手は、ドライバーの仕事の中でも比較的年収が高いです。なぜならば、長距離を運転するケースが多いことと、扱う荷物が大きいからと言われています。給与は距離数によって違います。
トレーラー運転手になるには、まず大型免許が必要です。トレーラー運転手は大型に分類され、小型や中型トラックの運転手と比べると、年収にして20万円くらいの差がでることもあります。
トレーラー運転手の給料について知っておきたいポイント8つ
年収が高いからということでトレーラー運転手を目指しているのであれば、給与体制については抑えておきましょう。主な特徴は8つあります。年収の高い仕事選びの際には、この特徴を知っておくことで、よりよい仕事を見つけられるでしょう。
1:平均年収
トレーラー運転手の平均年収は400万円から600万円です。なぜこのようなばらつきがあるのかというと、運転する距離や、扱う荷物の重さが給与に関係してくるからです。
長距離を運転するほどにリスクは増え、扱う荷物が重いほどに肉体的にも負担が増すことから、年収が高くなるのも頷けます。
2:平均的な給料
トレーラー運転手の平均的な月収は、約25万円から35万円くらいです。ただし、年齢、残業代、各手当などにより、どれくらい可算されるのかは企業によって違うため、給与にもばらつきがでます。
20代のうちは通常のトラック運転手に比べて給与が高い印象がありますが、年齢を重ねるうちにそこまでの差がなくなる傾向にあります。
3:海上コンテナのドライバーの年収
海上コンテナのドライバーの年収は、約400万円から500万円です。
手取りの目安としては25万円くらいといわれていますが、歩合制を採用しているところでは頑張れば手取り35万円以上を受け取れると言われています。裏を返せば、長距離を引き受けなければ年収が下がる傾向にあると言われています。
4:給与は運転距離によって決まる
トレーラー運転手の年収は、運転する距離によって決まります。その理由は、長い距離を運転することにより、拘束時間も増え、事故のリスクなども高くなるからです。
また、重いものを扱うことによって肉体的な負担が増すことから、給与に反映されます。稼ぐためには長距離運転を引き受ける必要があります。
5:歩合制のところも
トレーラー運転手は、固定給のところもありますが、歩合制のところもあります。歩合制のメリットは、頑張れば頑張るほどに年収が上がるという点にあります。
しかし、逆に結果によっては年収が下がるという一面があり、精神的に余裕がなくなることもあります。もし、歩合制によって年収が下がることを心配しているのであれば、最低保障給があるところを選ぶと安心です。
6:大手の方が給与が良い傾向
トレーラー運転手に限らず、やはり大手であるほどに給与が良い傾向にあります。その理由として、大手の方が企業体力があることが多い点が挙げられます。
そして、大手企業は大きくなるまでに長い年月をかけているため信頼もあります。したがって、採用コストをかけなくても、優良な人材が集まるので、社員に費用をかけることができます。もし狙えるのであれば、大手を狙うことで、より高い年収が得られる可能性があります。
7:男性に比べて女性のほうが年収が低い!?
データ的に男性に比べて女性の年収が約100万円低い結果になっていますが、決して男女差別が原因ではありません。
独身であれば問題ありませんが、家庭を持ち、子どもがいる場合、女性は家庭を優先させる傾向にあります。その結果、女性は、高年収が狙える長距離を敬遠してしまいます。
トレーラー運転手は、長距離を運転するほどに給与が上がる仕組みのため、必然的に女性の年収が低くなる傾向にあります。
8:バブル期は50万円以上稼いでいた人も!
トレーラー運転手は、現在でも給与が高い傾向にありますが、バブル期は50万円以上稼いでいた人もいました。
給与は、景気に左右されてしまうところがあります。バブル期の話を出すと、現代とは全く関係がないように思われますが、景気が上がれば、また給与が上がる可能性があります。その点では、希望が見えます。
高年収を狙える会社を探すコツ3つ
高収入を狙うコツは主に3つあります。同じトレーラー運転手でも、大手企業か中小企業か、歩合制か固定給かなど、さまざまな要素が収入に関係してきます。
だからこそ、高収入を狙うためには企業選びは外せません。では、高収入を狙うための企業選びのコツを見ていきましょう。
1:転職エージェントを活用する
高収入を狙うには、まず転職エージェントの活用をオススメします。なぜならば、条件が良い仕事は転職エージェントがより条件が良い傾向にあるからです。そして、何よりキャリア相談も受け付けてもらえ、面接をする際にアドバイスもしてもらえます。
2:求人サイトを活用する
転職エージェントと合わせて、求人サイトも活用しましょう。その理由は、場合により転職エージェントを利用するときと比較して選考ハードルが下がることがあるからです。
応募企業の採用担当者の方と直接やり取りができるため、企業の雰囲気がつかみやすく、求人サイトによっては会員登録をすると、条件に合った企業からのスカウトが望めるため、待っているだけで良い条件の企業から声がかかる可能性もあります。
3:同業者からの口コミを聞く
実際に働いている方の声を聞くことで、トレーラー運転手の実情をつかめます。企業のPRでは、良いことしか言わないこともあり、実際はどのようであるのかが分かりにくいということがあります。
しかし、同業者の方がどのような環境で働いているのかを知ることで、実際はどのように働くのかを知ることができます。口コミを聞いた上で、自分に勤まりそうなのか否かを考えられることでしょう。
トレーラー運転手なら高収入を狙える!
いかがでしたか。トレーラー運転手は、努力や、企業研究次第では高収入を狙えます。
高収入を狙うためには、長距離を運転するほどに収入がアップします。拘束時間が長くても高収入を得たい方で、なおかつ運転が好きであれば、トレーラー運転手を目指してみてはいかがでしょうか。
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