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試用期間で退職する場合・退職する理由・退職届は必要なのか

試用期間で退職する場合・退職する理由・退職届は必要なのか
皆さんは試用期間中に退職を考えたことがありますか。今回は試用期間に退職する場合について退職理由の有無や退職届の有無などについてご紹介しています。試用期間中の方にもご覧いただきたい内容となっていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

初回公開日:2018年9月14日

更新日:2018年9月14日

記事に記載されている内容は2018年9月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


試用期間を知ろう

社会人であれば、一度は耳にしたことのある言葉として試用期間があります。試用期間とは、その文字が表すように「試しに採用する期間」ということです。

今回は試用期間で退職したい場合に、退職する理由や退職届が必要なのかついてご紹介します。採用面接の際に十分質疑応答で確認すればいいことなのでしょうが、なかなか全てを確認できないのがつらいところです。

その前にそもそも試用期間とはどのような内容かを理解を深めるためにご紹介しましょう。

試用期間ってどのくらい?

最初に試用期間とはどのくらいの期間が充てられるのかをお話しします。実際には勤務先によって違いがありますので幅があります。ハローワークであれは求人票、求人情報などの紙媒体やインターネットなどのサイト上で掲載されている求人欄にも記載されていることが多くあります。事前に確認することをお勧めします。

試用期間は通常3か月間が一般的な期間です。 中には業務で重要な情報を取り扱ったり専用端末の操作などに訓練期間や知識を習得するなどの必要があれば「試用期間は半年間」と明示されていることもあります。

試用期間って待遇面ではどうなの?

試用期間は、本採用の前だから待遇が異なるのかという疑問を持つ人は多いでしょう。確かに正式に社員として見られているのではなく、見習社員として業務を行います。

では見習社員と正社員との業務に差はあるのでしょうか。試用期間の待遇は同じと考えて良いです。つまり、一番関心のある給与に関して違いはありません。中には「試用期間中は〇〇円とする」と記載されている場合もあります。確認が必要です。

重要なポイントは社会保険

気を付けたいのは賃金以上に試用期間中に社会保険に加入するか否かです。厚生年金を筆頭に怪我や病気になった時に必要な給付が受けられる健康保険や退職し次の勤務先に就職するまでの間に失業等給付が受けられる雇用保険、業務中の怪我に備えた労災保険など社会保険に加入することは安心して働くことができる礎となっています。

試用期間中であっても本採用後の拘束時間や業務内容に大きな違いはありません。試用期間中は本採用と同じように社会保険に加入します。試用期間中に社会保険に加入していないのは違法となります。

これまでアルバイトやパートタイマーなどの短時間勤務の方は扶養に入っていることが一般的でした。平成28年10月に社会保険制度の適用拡大が図られてこれらの方も社会保険に強制加入するケースが多くなりました。

雇用契約書の存在を知ろう

ここで大切なポイントとして皆さんが一度は目にしたことがある書類があります。それは勤務先に入社する際に交付される雇用契約書です。雇用契約書には待遇面についての記載がされています。特に、給与や勤務時間や休日や退職といった一番合意する必要がある内容は必ず記載されています。

雇用契約書とは?

雇用契約書は勤務先と従業員が入社時に締結する書類で、双方で捺印を交わします。言い換えればこの内容で仕事をお願いしますという書式になっています。

正社員などの雇用期間に定めがない人にとっては一度の取り交わしで済みますが、派遣社員の方などは契約の更新がありますので都度取り交わします。

雇用契約書に必ず記載しなければならない事項(絶対的明示事項)は、①雇用期間②就業場所③業務内容④就業時間⑤所定外労働⑥休日や休暇⑦賃金⑧退職に関する事項⑨その他の9つから成り立っています。

試用期間で退職する場合って?

試用期間で退職する場合、皆さんはどの程度勤務したらいいのかを考えていきます。

即日は?

仕事初日から出勤しない人が稀にいます。試用期間中の身にある人がいきなり初日から出社せずそのまま退職という流れは非常に良くありません。

ましてや連絡もせず勤務先から連絡をしても連絡がつかないとなれば言語道断です。仕事をする身として正社員であってもアルバイトやパートタイマーであっても同じです。このようなことがあってはならないことを心得ておきましょう。

最低2週間

では具体的にどの程度勤務したらいいのかということになります。仕事内容によって異なってきますが試用期間中の勤務は最低2週間は経験してみましょう。最初の1週間は仕事の内容を見る期間、次の1週間で仕事の流れを見る期間として捉えてみます。

やや耳が痛い話になりますが勤務先側としてもこの2週間がポイントとなります。皆さんが懸命に仕事を覚えようとしたとしても勤務先が求めるスキルに達していないことが分かったとしましょう。

その場合に予告なしに従業員に伝えることができるのがこの2週間です。正確には14日間と覚えておきましょう。この2週間の間には戦力外として相手に前もって伝える解雇予告は必要ありません。つまりいきなりレッドカードを提示してもよいことになります。

試用期間で退職する理由って?

では皆さんは試用期間で退職する理由についてどのようなものが思い浮かぶでしょうか。ここには試用期間中というのがポイントです。

試用期間中は何度もお伝えしていますが見習社員です。まだその勤務先の全貌を理解しているわけではありませんし、仕事も満足に覚えていない状況であることを自覚しましょう。

円満な退職って?

円満な退職とは雇用者(勤務先)と被雇用者(皆さんのこと)がお互いに納得したうえで退職をすることです。

面接で知らされていた業務内容や会社の雰囲気などと実際に勤務を始めたら違和感を感じることは誰しもが経験することです。それは人それぞれで仕事に対する考え方や思い入れが違っていたり性格の違いによって仕事のイメージが変わってしまうからです。

一度違和感を覚えたらそのイメージを払拭することはなかなか難しいでしょう。ですがすぐに退職の意思を固めてしまうことは皆さんの人生にとってもマイナスになってしまいます。

命に関わる怪我をしてしまったり体を壊してしまうなどの背景があるのであればこの限りではありませんが、仕事を覚えることは並大抵のことではありません。給与を頂いて仕事をしている以上は違和感があっても自分の成長の段階であることを認識して辛抱することも必要です。

円満な退職をするには?

試用期間中に円満な退職をするにあたって、皆さんがどのような点に気を付ければいいのかをご紹介します。

まず退職を申し出る際に忘れてはいけないのは、①業務の忙しい中で自分のために時間を割いていただいていること②自分はこの会社で給与を頂いていること③まだまだ仕事について理解が乏しいことの3点です。

体調不良で退職をするには?

入社した時は元気だったにもかかわらず。仕事を始めた途端体調を崩してしまうこともあります。体調不良で退職を申し出る時に注意することは、仕事に起因しているか否かです。

病院などに通院するなど治療が必要な場合とそうでない場合があります。いずれにしても体調がすぐれず仕事に支障を来す場合には速やかに退職を申し出ましょう。

試用期間で退職するときの伝え方って?

試用期間中に円満もしくは体調不良などで退職を申し出る場合にはいくつかのポイントがあります。順を追ってご紹介します。

退職するタイミングを弁える

退職方法については先程ご紹介した雇用契約書の書面にも記載されています。退職を申し出る時には交わされた書類に目を通すことを忘れてはいけません。

前もって退職を申し出る理由としては2つあります。まず後任を手配するのに時間を要するため、次に雇用者と被雇用者との間で締結している各種手続に時間を要するためです。

こういった勤務先として行わなければならないこともありますので、退職を申し出る時にはタイミングを弁えましょう。

退職日の2週間前が一般的

退職日に余裕を持って申し出るのがエチケットです。労働基準法では退職を申し出る時期としては退職日の2週間前と定められています。当たり前ですが、退職日を申し出る当日にすることなどは避けましょう。

申し出は就業時間外に

申し出る時に押さえておきたい時間があります。それは「就業時間外」ということです。仕事について指示であったり指導を受けたり報告する時間は就業時間で構いませんが、自分の都合で相談や報告をすることに関しては業務時間外であることが当然です。

もう一つの理由として業務ではなく個人の問題が介在しているからです。人が多くいる中で退職の話を切り出す人はまずいません。人がいない時間帯に行うのがよいでしょう。皆さんが退職の話を切り出すと、必ずと言っていいほど相手は人がいない場所に誘導してくれるはずです。

あくまでも仕事上の話をする訳ではありません。心得ておきましょう。

申し出る相手に合わせる

大切なポイントとして相手に合わせることがあります。申し出る相手は上司であったり社長だったりします。会議だったり出張だったりといつも社内にいて会える相手とは限りません。無理をして相手に会うように依頼したりしてはいけません。試用期間中であればなおさらです。

退職を申し出る際には申し出る相手に合わせることが必要です。

電話で退職を伝えていいの?

感情的になっていたり、会社に行きたくないからと電話で退職を伝えることがどうでしょうか。一般的に電話での退職依頼は受け入れてはもらえないと考えた方が無難です。

入社の意思確認は電話で行うのが一般的です。それは面接を終えたばかりであってまだ入社する前だからです。言い換えれば雇用関係が成立していませんので出向いて意思を伝える立場にはないからです。

一方、試用期間であっても退職の意思表示は雇用関係が成立した上でのことです。電話ではなく直接出向いて退職を伝えるべきと考えましょう。

体調不良や怪我で入院中などでどうしても出向くことができない場合には勤務先に連絡をしてその指示を仰ぐことを優先させましょう。退職の意思表示はその次に行う方がスムーズです。

試用期間なのに退職届はいるの?

試用期間中であっても退職届は必要なのか、という漠然とした疑問を持つ方もいるでしょう。見習社員として勤務している身にとっては会社に貢献している度合いは少なく、戦力としてはまだまだ未知数の状態です。

ですが、採用面接を経て最終的に自分で一度入社したい意思表示を行っています。言い換えればその時点で雇用関係は成立しています。それなりの覚悟や理由があって入社したのですから、試用期間でも退職をする時には退職届が必要と考えておきましょう。

後々のトラブルに対する回避

労使双方が感情的になって口頭で退職する意思を伝えてしまうことも考えられます。また後から退職手続きを進めようと考えてもスムーズにいかなくなってしまうことも想定されます。

勤務したという経歴がしっかりと残されていないとその後の就職に支障を来す場合もあります。どんな行為であっても何かを行った時にはお互いに書面で取り交わしてきちんとした記録を残すなどしてトラブルを回避する方法をとることが大切です。

本音と建前

自分が退職を決断する時には色々な理由を考えるでしょう。しかし、どんな理由であれ多くの対象は勤務先そのものであったりその社員であったりしませんか。

これらを直接試用期間中に退職する対象として引き合いに出すのはどうでしょう。その勤務先に縁あって入社し厳しいながらも懸命に働いている方はいませんか。

退職することは勤務先とのご縁を自分から断ち切って新たな場所に向かっていくことです。退職をする際には自分が心に抱いていることをそのまま伝えるのではなく、これまでのご縁に感謝し相手の立場も弁える本音と建前を意識しましょう。

仕事が合わない

仕事が自分の性格や肉体的に厳しいということは良く感じるケースです。この背景を退職の理由としてそのまま相手に伝えることはいけません。

仕事が合わない理由を考える

試用期間内での仕事が合わないことが退職する引き金となった場合には、自分に欠けていたものがなかったかを考えましょう。単なる感情的な理由になってはいけません。

自分では一生懸命勤務していても相手がその仕事ぶりに評価してもらえない不満を感じる場合にがあります。その背景として自分が想定しているラインと相手が想定しているラインに差異があることが多くあります。そこには人間関係も介在します。

あるいはその仕事が自分がイメージしていたものとのズレがあり、取り組みたいものとの違いが引き金になっている場合もあります。

試用期間中であればまだその段階に至っていないため「自分にとって仕事の幅が広すぎてこなすことに不安が生じてしまった」「自分が希望していた業務と違いがあり、〇〇で自分を高めていきたい」といった理由が思い浮かべてみましょう。

休みがない

試用期間ならではの傾向として休日が満足に得られないということはよく取り上げられる問題です。現在では長時間労働が問題視されています。

とはいえ、試用期間中は見習期間として覚えることが多くあります。就業時間外に上司や先輩などからアドバイスを受けたり居残って作業をすることも少なくありません。その点をまずは理解しましょう。その上で毎日の勤務が激務であれば一つの理由になります。

人間関係

人間関係を退職する理由に挙げる人は多いでしょう。どの勤務先に行っても人間関係は続きます。次の就職先を考える場合であればなおさら人間関係を理由に挙げてしまうことは避けましょう。

試用期間で退職すると転職で不利になる?

退職という言葉はネガティブなイメージを抱きやすいでしょう。皆さんの中には試用期間で退職することは恥ずかしいと感じる人もいるでしょう。皆さんが仮に試用期間で退職するとその後の活動が不利になるかを説明します。

余り意識しない

試用期間で退職するまでのいきさつに違いはあっても結局は見習の期間で判断したということです。自分で希望した会社に就職が叶わずに別の勤務先に就職するということは誰もが経験します。同業者で同じ業務をする企業に転職するとなれば複雑な話になりますが、そうでない限りは皆さんが試用期間中に退職したとしてもあまり意識しない方が良いでしょう。

試用期間について確認をしよう

試用期間に退職を経験した場合、次の就職先に向けて試用期間はどの程度あるのか、業務内容はどのようなものか程度の情報は確認して同じことの繰り返しにならないように心がけましょう。

試用期間についてはよく内容を確認しましょう。

試用期間を大切に

試用期間は見習期間です。試用期間は勤務先も皆さんも双方で判断をする大切な時間となります。

その判断が時として〇か×になるかは縁もありますし皆さんの努力にもよります。仕事を始めるにあたっては試用期間を大切にし仕事をさせていただいているという気持ちを持ちましょう。そこから何かが生まれてくるでしょう。

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