Wheel
Search

検索したいワードを入力してください

Sidebar banner

タクシー運転手に退職金はあるのか・退職金相場|ほとんどない

タクシー運転手に退職金はあるのか・退職金相場|ほとんどない

タクシーという仕事を知っていても、その賃金体系や退職金についてはあまり広くは知られていないでしょう。タクシーは年齢が高い人でも採用され、やる気次第で収入が高くなるので、興味がある方も少なくないので、今回はタクシーの退職金について説明しましょう。

初回公開日:2018年06月05日

更新日:2018年06月05日

記事に記載されている内容は2018年06月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


タクシー運転手の退職金相場

仕事に就業していれば、いずれは定年を迎えて退職しなければいけなくなりますが、現在のように平均寿命が長くなっていれば心配になるのは定年退職後の生活するための資金でしょう。

公的な年金は改訂が継続的に行われいるため、自分の場合がどうなるのか不安に感じている人が多くなっている現状では、定年退職する時に支給される退職金は頼りにできるお金だと言えます。

ところがタクシーの場合は一般的なサラリーマンに支給されている賃金体系とは異なっているので、そのために退職金についての規定もサラリーマンで行われている体系とは違っているので注意が必要になっています。

これからタクシー業界に就職したいと考えている人も、現在就業していていずれは退職しなければいけない方も、気になっているタクシー運転手の退職金についてご紹介しましょう。

一般的な退職金制度の運営面での仕組み

日本で多くの方が就業しているサラリーマンという雇用体系で退職金の制度がある場合、その退職金は共済方式が取られているケースがあります。

この制度では加入者から一定の金額を徴収し、集められた金額で他の有価証券や債券に投資してでは運営利益を出し、徴収された金額に利率をかけた金額が貰えるようになっています。

他には徴収された金額に会社からの補助を加えたものや、単に長い期間を費やして集められたものを退職時に全額返還するという方式もあります。

常に継続的に収入があれば月単位で少額を徴収されてもそれほど痛手にはならず、少しずつ蓄積したものを退職時に全て変換すれば以後の生活に大きな糧になる退職金制度は、とてもよくできた制度といえるでしょう。

一般的な退職金制度の基本的な仕組み

退職金は退職金制度を規定している会社に就業すれば直ぐに対象になるわけではなく、最低でも三年は同じ事業所に就業していなければ退職しても退職金の支払いは受けられません。

三年を経過すれば後は就業していた年数に応じて金額が上昇していきますが、最高額についても規定されているケースが多く、どこまでも上昇するわけではないので、最高額については事前に調べていた方がいいでしょう。

この退職金は事業所の自由な裁量に委ねられているので、就業した事業所で確認しておいて下さい。

他の業界の退職金の相場

厚生労働省からの直近での報告では、勤続年数20年以上で45歳以上の退職者一人当たりの平均的な退職金の額は高校卒の現業職で1128万円、高校卒で管理・事務・技術職は1673万円、大学卒で管理・事務・技術職で1941万円でした。

労働関係の法律では基本的な給与や残業代については明確な決まりがありますが、退職金や賞与には法律による規定がないので、各事業所の自由裁量になっています。

公務員は法律でその額が細かく規定されていますが、民間は事業所の規模や各事業所の方針、どのような種類の退職金制度を利用しているかで違いがかなり大きくなっているのが実状でしょう。

タクシー運転手に退職金はあるのか

サラリーマンでは一定の規模がある事業所では多くの場合に退職金制度が規定されています。

賃金体系が通常のサラリーマンとは異なっているタクシー会社では退職金制度があるのかどうかというのは、タクシー運転手になりたいという方や既になっている方にとって気になることでしょう。

求人情報を見ても退職金の有無なについては掲載されていても、その詳細まで掲載している場合はほとんどありません。

退職金というのは働いている方には重要な所得であるのは間違いないので、タクシーにおける退職金の仕組みについて説明しましょう。

ほとんどない

タクシーには歩合制が導入されているため、通常の時間や月単位で賃金を決める方式とは賃金体系が違っています。

そしてタクシーの賃金体系は三種類に分かれていて、その中で退職金についての規定があるのはAB型賃金なのですが、タクシー会社によって個別に退職金制度を規定している会社もあるのですが、その数は限られていると言えるでしょう。

このAB型賃金は歩合制の中から退職金のために一定額を徴収しているのですが、そのデメリットはタクシー会社が退職金制度にあまり関与していないので、その金額が少ないという点です。

タクシーの場合には賞与についても他の民間会社で支払われている額よりも低いのが一般的になっているので、月払いでもらう給与がほとんどと考えた方が間違いありません。

定年退職の概念が薄い

一般的なサラリーマンでは定年制が多くの場合で導入されていて、役員などの特別な役職になるか、会社から特例で在籍が認められるケースを除いて、本人の意思に関係なく一定の年齢に達したら退職しなければいけません。

タクシー運転手にもタクシー会社の規定では定年退職する年齢が規定されていますが、タクシー運転手では本人の意思と体調的にそのまま業務が継続できる状態であれば、高い確率で再雇用されます。

形式的には規定に沿って定年退職しますが、新たに雇用条件を変更したり雇用期間を定めた契約社員や嘱託となり、そこからタクシー会社が定めた継続の最長年まで就業でき、タクシー運転手の定年退職は正社員で就業する最長年齢を規定したものになります。

Bottom banner

どうしてそこまで長く就業できるのか

タクシー運転手の業務は体の負担が少なく、業務を行う際の支障になるのは身体的な衰えの部分であり、後は個人の意思が最大限に優先されている一般的には少数に入る就業形体を行っています。

最大の理由は経験が豊富であり、それまでの業務内容から会社側からも安心して乗車させられるというメリットがあるからでしょう。

新しい人を雇用する時に問題になるのは、地理を知っていなかったり接客業を行ったことがなく離職率が高いということであり、タクシー会社は客を運ばなければ収入がないため、運転手不足は死活問題になります。

年齢的な視力や判断力の衰えは懸念材料ですが、タクシー運転手に必要な免許を更新するときに特例な検査を行うので、その面についても一定の判断ができるのも長期雇用が実現されている理由の一つになっています。

タクシー運転手の退職金制度の特徴

タクシー業界は賃金体形が一般的に多く存在している方式とは異なっているので、それに伴って退職金制度も違っています。

退職金の有無や金額は定年退職後の生活に大きく影響を与えるので、タクシー運転手で就業した場合の退職金制度の特徴について、一般的なサラリーマンでの場合と比較したときのメリットとデメリットという面から説明しましょう。

運営して退職金を支払う場合

退職金は明確な法律の規定がないので、退職金を規定している会社はその会社で定めた方法で退職金を準備しています。

サラリーマンで多いのは一定額を給与から天引きし、それを他の債権などで運用して利益をあげることで天引きした額に利率を上乗せして支給されるのですが、これは運用がうまくいかないと利率が下がるというデメリットがあります。

個人が支払った以上の金額が受け取れるのでメリットは大きいのですが、その時の社会情勢で変化するというリスクがあり、最悪の場合は破綻して支給が停止されたり減額するケースも無いとは言い切れません。

退職金関係の専門機関を利用する場合

民間企業でも退職金を取り扱う別の機関に運営を任せ、運営面でのリスクを軽減している場合があります。

この機関には公的や公的に近い機関もあって、確実性が高いというメリットがありますが、この機関に参加するかどうかは各企業の考え方次第なので、自分が就業している企業がこの機関を利用していない場合も多分に存在するでしょう。

また、この機関にも運営方法に差があるため、最終的な運営利益が各機関で違っているというデメリットもあります。

タクシー業界で多く採用されている方法

タクシー業界では運転手を個人事業主で見ている場合が多く、そのため自分のことは自分でするというスタンスが強くなっています。

賃金体系では退職金制度が存在していますが、それは少しずつ蓄積していったものを最後に全て渡すのと同じ意味になっていて、現役時代に受け取れなかった給与の一部を返還してもらったと同義です。

タクシー会社によっては一般的な退職金と同じ形体で行っている場合もありますが、ほとんどの会社では採用されていないため、退職金に相当するものが退職時に欲しいのであれば、個人で加入する退職金制度を利用する方がおすすめです。

タクシー運転手の賞与

退職金よりも身近に感じるのが賞与ですが、タクシー運転手はこの賞与についても一般に認識されている賞与と仕組みが違っています。

退職金は一度しかもらえませんが、賞与は就業していれば何回かもらえるものなので、一般的に知られている賞与と違っているタクシー業界の賞与について説明しましょう。

賞与もほとんどない

タクシー運転手でも賞与が出る場合がありますが、それはタクシー業界が行っている三種類の賃金形態でもAB型賃金を採用している会社でしか対象にならず、その数はとても少なくなっています。

ただしタクシー運転手の賞与は歩合制の割合を低くして賞与に当てているので、賞与がない賃金体系では歩合の割合が高くなるので、結果的にもらえる額に違いがあまりないというのが実状です。

タクシー運転手は売り上げが全て

多くの企業では全体で会社としての収益をあげ、それを社員に分配するという方法で賃金体系を作りますが、タクシーは個人の売り上げに応じた賃金しか出さないため、会社全体での収益というのは関係性が希薄になっています。

そのために会社の意向が強く働く退職金制度が無い場合が多いのであり、これは事業の形態から考えても仕方ありません。

退職金は重要なお金であるのは間違いないのですが、タクシー業界に足を踏み入れるのであれば、日々の売り上げが全てで給料は後腐れなく全部もらうという感覚で就業していた方が正しいと言えます。

どんな仕事を選ぶのかは本人の意思なので、後になってから悩むよりは入る前に悩んでおいて、何があっても自分が決めたことと割りきっていくことが、仕事に対しても本人に対しても重要ではないでしょうか。

ドライバーの仕事情報を探す

ドライバーへの転職をお考えの方は、好条件求人が多い
ドライバー専門の転職サービス『はこジョブ』へ!

Bottom banner

Related

ライン追加で
おすすめ求人