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2018年05月28日

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

「一念発起」という言葉を聞いたことがあっても使い方が分からなかったり、読み方が正確でない人もいます。この記事では「一念発起」の簡単な意味や読み方、使い方、また一念発起した人のエピソードなどをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

「一念発起」の読み方は?

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

「一念発起」という四字熟語を知っている人は少なくありませんが、正しい読み方や意味、また使い方を熟知している人はそう多くないでしょう。

まずは読み方の確認です。「一念発起」と書いて「いちねんほっき」と読みます。中には「いちねんはっき」と読んでいた人もいるのではないでしょうか。この機会にぜひ正しい読み方を覚えておきましょう。

「一念発起」の簡単な意味と使い方・例文を確認

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

では次に「一念発起」の意味、使い方、例文を確認しておきましょう。

意味

「一念発起」の意味をご紹介します。

辞書によると「一念発起」とは、「それまでの考えを改め、ある事を成し遂げようと強く決心すること」とあります。

漢字を分けて見てみると、一念には「ひたすら思いこむ」という意味があり、発起には「思い立って事を始める」という意味がぞれぞれあります。したがって「一念発起」は上記のような意味になります。

元々は仏教用語?

実は「一念発起」は、元は仏教用語です。今までの考えや気持ちを改めて仏門に入り、悟りを開くことを強く決心することを表した言葉です。したがって「一念発起」は軽々しい気持ちで使うような言葉ではななく、強固な意志を持った時にだけ使うのが正しいと言えるでしょう。

使い方

では「一念発起」の使い方を確認していきましょう。

一念発起する

何か成し遂げたいことや達成したいことの目標を掲げて、それに対して熱心に努力することを心に決めた時に「一念発起」という表現を使うのが正解です。

例文としては、

・「一念発起して難関大学に合格するぞ」
・一念発起して10キロ痩せることを目標にダイエット中
・彼は一念発起して禁煙に取り組み、とうとう成功させた

などがあげられます。非常に前向きな印象の言葉で、物事を成し遂げるために強い意志を感じさせてくれます。

きっかけ

「一念発起」とは、ふと思いついたことではなく、そのことに対して長い間思い込んだ末に決心する時に使う言葉です。よって一念発起する時は大抵、その裏にはかなり大きなきっかけとなるできごとが隠されています。

例えば、

・大切な人との別れ
・自然災害
・酷く傷つけられたできごと
・事故や大病

など、どちらかというとネガティブなきっかけの方が多いでしょう。ネガティブなきっかけほど人は決心が堅くなる傾向があります。一念発起して成し遂げたことは、自分だけでなく周囲の人をも幸せにすることが多いでしょう。

「一念発起」の類語・言い換えは?

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

「一念発起」と同じような意味を持つ類語、また言い換える時に使う言葉についてご紹介します。

類語

「一念発起」と同じような意味を持つ言葉を確認しておきましょう。

「一念発起」の類語としてよく上げられるのが以下の二つです。

・「一心発起」
・「一念発心」

辞書によると「一心発起」は「何かを成し遂げようと決意を固めること」であり、「一念発心」は「深く思いつめて仏門に入ること」です。

「それまでの考えを改め、ある事を成し遂げようと強く決心すること」という意味あいを持つ「一念発起」と最も近いのは「一心発起」で、一念発心は仏教道に進むことを指すので、その違いは理解しておいてください。

言い換え

「一念発起」という言葉はやや難しく、また堅い印象があるので会話の中では使いづらく感じることもあるでしょう。その場合は以下のような言葉に言い換えることが可能です。

・心に誓う
・意を決する
・決意を固める
・腹をくくる
・思いを定める

また「自分自身と約束する」「心にしっかりと決める」などという言葉に置き換えるのも良いでしょう。強い決意と意志を読み取ることができます。

一念発起したエピソードをご紹介

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

人生において一念発起することはそう多くありません。もししょっちゅう一念発起している人がいるとすれば、それはただの思い付きだと言えるでしょう。「一念」には「ひたすら思い込むこと」という意味があるため、ある程度深い思いがなければと一念発起とは言えません。

「やってみよう」と思い立って「やっぱりだめだったからやめておこう」と簡単に諦めてしまうはただのチャレンジです。一念発起は人生をかけた挑戦だと言っても過言ではありません。

一般的にはどのようなことに一念発起し、どのように物事を成し遂げているのか、エピソードをご紹介します。

禁煙

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「百害あって一利なし」と言われているもの、それはタバコです。最近は喫煙者に対する風当たりも強くなり、肩身の狭い想いをしている愛煙家の人たちも少なくないでしょう。

また喫茶店や飲食店でも禁煙が主流になってきていて、中には居酒屋でさえも「タバコお断り」と張り紙がされていることもあるほどです。社会をあげてタバコが排除されようとしています。

まさに今が止め時だと言えるでしょう。健康にも悪く、経済的でないタバコを必死に吸う人たちを馬鹿にしている人も多いのが現実です。

一念発起して禁煙にチャレンジし、成功した男性のエピソードを見てみましょう。

地獄の半年

長期に渡り喫煙習慣のあったSさんは、一念発起し禁煙に挑戦しました。しかしながら半年間は地獄だったと、苦しかった日々を振り返ります。

禁煙中の人のお役立ちアイテムであるにニコチンパッチや禁煙ガムには一切手を出しませんでした。それらを使うと脳にニコチンを与え続けることになり、ニコチン中毒になった脳には意味がないと思ったからです。

Sさんはひたすら根性で、絶対吸わないことを心に誓いました。禁煙を始めた最初の半年間は四六時中タバコを吸いたいという気持ちがおさまらず、さながら地獄のような日々でしたが、半年が過ぎたあたりから吸いたいという気持ちが薄れていき、その後全く欲しくなくなり、禁煙に成功しました。

一念発起してから半年、悪しき習慣を立つことができたということです。

ダイエット

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「万年ダイエッター」と呼ばれる人たちがいます。年がら年中さまざまなダイエット方法にチャレンジしては挫折を繰り返し、中にはリバウンドして元の体重よりも増加してしまう人も少なくありません。

ダイエットを成功させるためには強い意志が必要です。「なにがあっても痩せやてる」と一念発起しなければ、成功することは稀でしょう。

一念発起してダイエットに取り組み、見事スリムボディを手にいれた女性のエピソードをご紹介します。

失恋で一念発起

学生時代からの長い付き合いであった恋人に別れを告げられてしまったとある女性は、たまたま「太っていたから女として見れなくなって別れた」という話を、元カレが友人にしているのを聞いてしまいました。

激しいショックを受けた数か月後、その元カレがスレンダーな彼女を連れて歩いているのを見かけ、
さらならショックを受けます。しかしながらただ落ちこんでいるだけでは何の意味もないと一念発起し、過酷なダイエットに挑戦し見事マイナス10キロを達成することに成功しました。

彼女を突き動かしたのは「絶対に痩せてキレイになって元カレを見返してやる」という強い決意でした。辛い経験ではありましたが、彼女の人生においてはプラスになったのではないでしょうか。

40代

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

40代になると「もう歳だから」と新しいことにチャレンジするのを躊躇しがちになりますが、一念発起して明るい未来のために動き出す人もいます。

40代からの婚活によって幸せな結婚生活を手に入れた女性のエピソードをご紹介します。

40歳から本気の婚活

「いずれ結婚したいなぁ」と思いながらも独身生活を謳歌していた40歳のTさんが一念発起したのは病気がきっかけでした。体調を崩しタクシーでひとり緊急病院へ行き、ひとりで診察を受け、ひとりで帰宅し、ひとりで自宅療養をしている際に「このままひとりは絶対に嫌だ、結婚しよう」と心に強く誓いました。

その後周囲に婚活中であることを宣言し紹介を頼んだり、さまざまなイベントに参加したりして運命の男性に出会い、見事ゴールインすることができました。

40代だからといって遅すぎることは何もありません。一念発起するきっかけさえあれば、人は幸せに近づくことができます。

転職

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一般的に仕事は人生において重要な位置をしめています。したがって自分に合っていない職業だと分かっていても「今辞めたら後悔するかも」「不景気だから」などと、騙し騙し続けている人も少なくないでしょう。

確かにむやみな転職はおすすめできませんが、熟考の末一念発起し転職活動に励むのは、新しい人生を手に入れるきっかけとなるでしょう。一念発起し厳しい転職活動に耐え、見事新しい仕事を得た男性のエピソードをご紹介します。

自分を評価してくれる人が現れるまで諦めない

接客業に従事していた男性が転職をしようと思ったのは、ストレスによっ体調を崩したのがきっかけでした。接客業から他の業種に行くことには抵抗がなかったそうですが、行く先々で面接官から「人間関係の問題で接客業を辞めたのであれば、弊社に来ても一緒でしょう」という厳しい言葉をかけられました。

何度も挫けそうになりながらも「自分を評価してくれる人が必ずいるはず」と強く信じ、辛い転職活動を続けた結果製造業に就職することができました。

男性は「一念発起し必死になって転職活動を頑張っていたから、その頑張りが実を結んだ」と明るい笑顔で、現在は新しい仕事に奮闘しています。

資格

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資格を持っていると何かと仕事に有利ですが、なかなか第一歩が踏み出せず悶々としている人も少なくありません。そんな中、一念発起し介護職の資格を取って、仕事の幅を大きく広げた女性についてご紹介します。

価値観の幅広がった

出産によって仕事を退いていたHさんは、時間的な余裕ができたのを機に介護職の資格を取るため一念発起し、スクールに通い出しました。久々の勉強は面白く、負担になることは何もなかったということです。

資格取得後すぐに老人ホームでパート勤務を開始し、現在は月に14万円程度の収入を得ています。Hさんは「実際に介護の仕事に携わると想像以上に現場は楽しく、介護に対する印象がずいぶんと変わりました」と明るく話します。

一念発起し資格を取得したことによって、仕事の幅と価値観の幅の両方を広げられたといっても過言ではないでしょう。

一念発起して人生の大逆転を

「一念発起」の簡単な意味と使い方・類語・読み方・エピソード

一念発起し事に当たれば、人生を大きく変えることが可能です。強い決意を持ってあなたの望むものを手に入れるために努力しましょう。

たとえ上手くいかなくとも、その頑張りは必ずあなたの人生の糧になります。より幸せになるために、自分自身としっかりと約束を取りつけましょう。

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