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2018年05月25日

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

自分の作品を紹介するポートフォリオでは、「自己紹介」にも重要な役割があります。作品アピールには工夫をしても、自己アピールである自己紹介がおざなりなポートフォリオも多く、残念なことです。本記事では、他人との差別化を図るための自己紹介のポイントをご紹介します。

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

特徴別ポートフォリオの自己紹介の作り方

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

ポートフォリオとは、クリエイターが実績をアピールする「履歴書兼作品集」を表す言葉として使われることや、金融用語として、主に投資資産の投資先の組み合わせを表す言葉として使われること、教育用語としての個人評価ツール(パーソナルポートフォリオ)を表す言葉として使われることがあります。

ここではまず、就職に関係する「ポートフォリオ」における、自己紹介の作り方をご紹介します。ターゲットとする就職先などによって、ポートフォリオに書かなければならない内容は異なります。業種に適した「自己アピールのポイント」を抑え、ポートフォリオの自己紹介文を作成しなければなりません。

学生

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

学生では、まだポートフォリをを作り慣れていないこともあり、間違った方向で作ってしまっている人も多く見受けられます。学生が陥りがちな間違いとしては、「ポートフォリオの作り方」として指導された通りに作成しているため、没個性となってしまっている点にあります。

ポートフォリオを作り慣れていない人にとって、「作り方」から外れて作成するのは勇気がいりますし、失敗してしまう可能性もあります。「作り方」に忠実に作りながらも、「自己紹介」で個性を発揮し、相手に注目してもらうのが最善策といえます。

ポートフォリオの自己紹介を作成する際は、自分の個性を強くアピールしましょう。奇抜なアピールをする必要はありません。自分の考える「友人など他者と自分を差別化できるポイント」を明記することを心がけます。

就活

就活目的のポートフォリオについても、自己紹介には、自分のアピールポイントを誠実に記載する必要があります。アピールポイントは、「○○ができる」など、自分中心に考えたポイントではなく、「(他者にはできない)○○ができる」というポイントに絞りましょう。他者より秀でている点や、自分オリジナルの努力などをアピールする必要があります。

就活として何より大切な、自己紹介作りの目的は、「この人と働いてみたい」、もしくは、「この人と一度会ってみたい」と就活先の担当者の目に止まることです。自己紹介からある程度の才能を感じられても、人間として鼻持ちならない人という雰囲気を感じ取られたら、面会のチャンスを得る以前に、ポートフォリオそのものも見てもらえない可能性があります。

転職

転職の場合も、就活の場合のポートフォリオの自己紹介の作り方と骨子は同様です。転職の場合は、過去に働いていた実績があることから、学生の就活の場合よりも「実績」をきちんとアピールする必要があります。

作品の実績に付随して、過去の実績を作りあげるため「何を行ったか」という、作品実績からだけでは推し量れない部分をきちんと自己紹介に盛り込むことで、「会いたい」と相手に思わせることができます。

未経験者

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

未経験者だからといって、必ずしも不利だとは限りません。自己紹介で「未経験」であることを伝えるとともに、「未経験ながら秀でていること」を伝えることができれば、経験者より興味を持って、ポートフォリオを参照してもらえる可能性すらあります。

未経験者でもプロ意識を前面に

未経験でありながら、相手の気持ちを強く引きつけることができるポートフォリオの自己紹介とは、「プロ指向の考え方」です。未経験であるため、ポートフォリオに掲載する作品群は、サンプルや習作という位置付けになってしまいますが、それらの作品を作り上げる際の意識を、自己紹介としてアピールします。

単に「興味がある」「作りたかった」「作ってみたかった」という理由ではなく、プロとしての視点で取り組んだ経緯や、実業務を見据えて行った活動などを書き添えると、相手にプロ意識を伝えることができます。

ポートフォリオの自己紹介の書き方のコツ

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

ポートフォリオの自己紹介では、相手を惹きつけるクリエイターとしての素質・センス・取り組む姿勢などをアピールすることが重要ですが、クリエイティブな「仕事」から離れた部分での「人間性」について伝えることも重要です。

一般の履歴書に記載する「趣味」や「資格」といった、一般的な物差しにもなる情報については、ポートフォリオの自己紹介の中でも、触れておきましょう。

趣味・特技

趣味・特技は、ポートフォリオに通じる内容を記載しても、全く関係のない内容を記載しても構いません。相手が興味を持ってくれるような内容を書くのがベストです。例えば、単に「読書」と書くのではなく、「どういうジャンルの推理小説」、「どの作家の作品週」など、具体的に記載するようにします。

相手に「会ってみたい」と思わせること、「この話を広げて聞いてみたい」と思わせることがポイントです。特技や趣味を見ると、その人の思考傾向を推察することができます。「この人面白いな、発想が豊かかもしれない」など、自分に興味を持ってもらえることが大切です。

収録作品について

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

ポートフォリオでは、自分の作品群を提示するだけでなく、その作品群を作成した意図やコンセプトを明確にし、相手に提示することも目的とすべきです。この意図やコンセプトを明確にすることを担うのが、自己紹介文です。

もちろん、自己紹介文の中で個々の作品を明記する必要はありません。作品全体に流れるコンセプトを、相手に理解してもらえるように、ポートフォリオの自己紹介文の中で「自分がどのようなコンセプトを持って、制作を行ってきたか」を記載していくことがポイントとなります。

紹介作品とコンセプトの見直し

自己紹介として記載したコンセプトから外れている作品が、収録作品の中に含まれないか、きちんと確認しておきましょう。コンセプトから外れている作品については、自己紹介文との矛盾を感じられないよう、補足しておく必要があります。

絶対にはずしてはならない注意事項

クリエイティブな活動をアピールすることばかりに注力してしまうと、おろそかになってしまうのが、「誤字・脱字」「文法」です。素晴らしい作品を提示できれば、相手が実力を認めてくれると考えがちですが、あまりにも誤字・脱字の多い、おかしな文章ばかりだと、作品群に目を向ける前に、検討対象外とされてしまう可能性もあります。

読み手の気持ちになって見直すこと

少なくとも3回程度は、ポートフォリオの自己紹介について見直しを行い、誤字・脱字が含まれない文章に仕上げましょう。普段、文章を書き慣れていない人は、「何が言いたいのかわかならない長文」を書きがちです。「書いている自分」ではなく、「何も知らない状態でその文章を読む相手」になったつもりで、伝わる文章を書きましょう。短い文節の短い文章がおすすめです。

ポートフォリオのプロフィールページデザイン

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

クリエイターとして自分の作品を紹介する場である、ポートフォリオ本体については、紹介の仕方や見た目のインパクトなど、ビジュアル的な部分にも気を配っていることと考えられます。それに対し、ポートフォリオの自己紹介を書くプロフィールページは、おまけのような扱いになってしまいがちです。

自己紹介を読んでもらえるページ作り

ここで、読む側の気持ちになって考えてみましょう。ポートフォリを見るにあたって、まず自己紹介文を読んで、クリエイターの人となりなどを知ろうと考えます。その自己紹介ページがセンスのないものだと、一気に読む気が失せてしまう、ということは容易に推察できます。

ポートフォリオで自己紹介を掲載するプロフィールページは、読み手を読む気にさせるデザインであることも重要です。一目見た印象が悪すぎると、内容である自己紹介すら読んでもらえない可能性もあります。クリエイティブな印象を受けるデザインを心がけましょう。

種類別ポートフォリオの自己紹介内容例

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

ここでは、目指す職種別に、ポートフォリオの自己紹介の文例をご紹介します。自己紹介は、文章形式で記載することになるので、なるべく短い文節・文章を心がけて記載するように心がけましょう。

デザイン

〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。私は、在学中のアルバイトではありますが、大規模プロジェクトの中で、ウェブデザイナーという役割を経験いたしました。携わったプロジェクトは、規模の大きなウェブサイトの構築で、ウェブサイト全体のデザインコンセプトを統一する必要がありました。

ウェブサイトの構成とウェブデザインの標準化に携わることで、大規模プロジェクトにおける開発標準の重要性を学ぶことができました。私が参加したプロジェクトでは、構成の設計と標準化の周知が徹底的に行われたため、プロジェクトの作業が滞ったり後戻りが発生することもなく、円滑に遂行されました。

このプロジェクトの中では、デザイン周知の重要性だけでなく、周知させるためのコミュニケーション方法についても習得することができました。

建築デザイン

〇〇大学工学部建築学科の〇〇と申します。私は、研究室の課題としてではありますが、都市設計を中心に建築設計に携わってきました。都市設計においては、バリアフリーに対応しつつ、災害時に機能する都市づくりをコンセプトに、設計を行いました。

バリアフリーについては、理論だけで設計を進めるのではなく、実際に街に出て、自分の足で確認したことを設計に活かすよう心がけました。研究課題なので、実際の建築には至っていませんが、建築模型を使ってのシミュレーションでも、住みやすい都市ができあがったことを確認できました。

箇条書き形式

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

経歴の部分は、箇条書きで自己紹介するのもおすすめです。転職の場合など、すでに実績があり、実績以外の部分をスマートに伝える手段としては、箇条書きがおすすめです。ただし、箇条書きは、少し機械的だったり、そっけなかったりという印象も与えがちなので、注意が必要です。文章で書く場合より、すっきりとまとまった印象を与えることもできます。

箇条書きの文例

【経歴】
・200X年○○大学○○科卒業
・20XX年株式会社XX入社。デザイン課に所属し、△△社のWebサイトのデザインを担当。
・20XX年株式会社XXを退社し、独立。

現在はデザイン全般を請け負っており、パソコンのツールを使ってデザインを行っております。Webサイトのバナーやアイコンという二次元のデザインから、室内インテリアなどの三次元デザインまで、幅広く対応可能です。

ポートフォリオの自己紹介は重要視すべき

ポートフォリオの自己紹介の作り方・書き方のコツ

ポートフォリオにおける自己紹介は、ポートフォリオの顔ともいえる重要な位置付けとなります。自己紹介を読んで、ポートフォリオに目を通す気がなくなってしまう場合もあれば、自己紹介から興味を惹かれ、単に作品紹介を目にしたときよりも、作品に対する興味が深くなることも考えられます。

クリエイターの中には、素晴らしい作品を作ることができても、文章による表現は苦手だという人も多く、自己紹介は他のクリエイターとの差がつきやすいポイントともいえます。相手の関心を惹きつけるポイントを押さえ、ポートフォリが活きる自己紹介を作り上げてみましょう。

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