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ハラスメントの種類・定義・事例・対策方法・相談方法・窓口

ハラスメントの種類・定義・事例・対策方法・相談方法・窓口

大きな社会問題となっている「ハラスメント」を、見て見ぬふりをしていませんか。線引きの難しいハラスメントは当事者のみならず周囲の人間関係をも壊してしまいます。今回はそんなハラスメントを防ぐために、ハラスメントの種類や特徴、実際の事例や相談窓口などをご紹介します。

初回公開日:2018年07月10日

更新日:2018年07月10日

記事に記載されている内容は2018年07月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。


社会問題となっている「ハラスメント」

近年ニュースなどでよく目にする問題が「ハラスメント」です。ハラスメントと一口に言っても、その種類はさまざまで、次々に新しいハラスメントが問題となっています。

他人と関わらずには生きていけない社会では、ハラスメントの種類を詳しく知っておかないと自分が何らかのハラスメントの加害者になってしまう危険もあります。今回は被害者になるのはもちろん、加害者になってしまうのも避けたいハラスメントについて詳しく掘り下げてみましょう。

ハラスメントの種類

最初にハラスメントの種類を見ていきましょう。実は認定されているハラスメントはなんと45種類にものぼります。

ハラスメントは他人との関わりの中でだけ発生するものではなく、家族間や友人同士でも発生する可能性のある、とてもデリケートな問題です。現在ハラスメントと認識されているものを理解しておきましょう。

パワーハラスメント

まずは誰でも聞いたことのある「パワーハラスメント」です。主に会社で発生するパワーハラスメントは「パワハラ」と省略されてすっかり社会に浸透しています。

パワーハラスメントの主な定義は簡単に言うと「権力を振りかざして下の立場の者に嫌がらせをする」ことです。肉体的にはもちろん、精神的にダメージを与えるような振る舞い、言葉、執拗な叱責などがこのパワーハラスメントに当たります。

パワハラの起こりやすい場所は?

パワーハラスメントは会社の先輩や上司と部下の間で発生しがちです。しかし上司と部下という関係性だけに縛られるものではなく、同僚同士であっても職場内での人間関係などを考慮し優位に立っているのが明らかな人からの嫌がらせなどはパワーハラスメントに当たります。

職場内で無視をする、仕事を与えすぎるまたは与えなさ過ぎるなどの職場においての精神的な攻撃から、私生活に入り込みすぎることなども個の侵害としてパワーハラスメントに認定されます。

セクシャルハラスメント

日本社会におけるハラスメントの元祖と言えるのがセクシャルハラスメントでしょう。1997年に改正された男女雇用機会均等法でセクハラ規定が設けられ、誰でも知るハラスメントになりました。

セクシャルハラスメントはその名の通り「性的な嫌がらせ」です。直接被害者に触れることだけではなく、言葉によるセクハラ、視線によるセクハラなども発生しています。セクハラは主に男性が加害者で女性が被害者だと思いがちですが、もちろんその逆もあり得ます。

どんなことがセクハラに当たるのか

女性に対して結婚のことや私生活の恋愛のことを訪ねたり、服装や化粧について指摘することもセクハラに当たるとされています。

しかし明らかにセクハラに当たる身体に触れるものとは違い、言葉のセクハラは受け取る側の印象に左右されるものも含むため、はっきりとした線引きが難しいです。

マタニティーハラスメント

妊娠した女性社員や女性のパート・アルバイトに対する精神的な嫌がらせや言動は「マタニティーハラスメント」に当たります。

女性の社会進出によって近年注目を集めているこのマタニティーハラスメントですが、体調面でも精神的にも不安定な妊娠中の女性にとってはかなり辛く、中には会社でのマタハラが原因で流産をしてしまったと言う事例も報告されています。

マタニティーハラスメントに当たること

妊娠したのだからと言う理由で退職に追い込んだり、能力があるのに仕事を与えないなどの行為は法律により禁止されています。育休制度が整えられているにも関わらず取得を認めない、または「産休制度の利用をするなら辞めてもらう」などの言葉や無言の圧力もマタニティーハラスメントに当たります。

マタニティーハラスメントを受けたと感じている女性の半数近くが、言葉による攻撃を受けたとしています。

モラルハラスメント

モラルハラスメント、通称モラハラも社会問題になっているハラスメントの一つです。「モラル」とは道徳、倫理を意味する言葉ですので、道徳に反した嫌がらせのことをモラルハラスメントと表します。

モラルハラスメントの特徴

モラルハラスメントの難しいところは家庭内でも発生する可能性があると言うことです。夫婦間や義理の兄弟間などでのモラハラが発生していますが、家庭内ということでとても表に出て来にくく、周囲の人も気が付きません。

注意をし、止めてくれる人がいないケースが多いのもモラルハラスメントの特徴です。夫である男性から妻である女性へのモラハラが問題として取り上げられることが多いですが、実際には女性から男性へのハラスメントも珍しくありません。

モラルハラスメントは被害者自身が「自分はモラハラの被害者である」と言うことに気が付きにくいのも特徴です。言葉や態度で相手を精神的に追い詰めるのがモラルハラスメントです。

アルコールハラスメント

周囲からも分かりやすいハラスメントの一つに「アルコールハラスメント」が上げられます。

お酒を好まない、お酒に弱い人に対して無理やりアルコールを勧めたり強制的に飲ませたりすることをアルコールハラスメントと言います。

アルコールハラスメントの特徴

主に職場の歓迎会や飲み会などで発生するアルコールハラスメントは同席している人の目に触れやすいので簡単に止められるのではないかと思いがちです。しかしお酒の席でのことなので被害者も「場の雰囲気を壊す」ことを恐れて断りにくく、見ていても止めにくいと言う特徴があります。

また、ゲームを行って負けた人が一気飲みをさせられたりお酒に酔った上での暴力や迷惑行為もアルコールハラスメントに当たります。昔のサラリーマンによくあった上司との飲み会で飲まされすぎて潰された、と言うもの現代ではアルコールハラスメントになる危険があります。

ハラスメントの特徴・定義

自分自身や周囲の人々を不幸にしてしまう様々な「ハラスメント」ですが、その特徴やハラスメントと認定される定義はどのようなものなのでしょうか。自分自身に向けられる言葉や、周囲で飛び交う言葉に「これってハラスメントなんじゃないのか」と疑問に思ったことがある方もいるでしょう。

自分や家族、大切な友人をハラスメントの被害から守るためその特徴や定義を見ていきましょう。

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ハラスメントの特徴

いくつもの種類があるハラスメントですが、その特徴として上げられるのが加害者側と被害者側の認識の違いです。

ハラスメントの加害者となってしまう方は自分の言葉や行動を指摘され、改めて振り返ってみても「ハラスメントをしたつもりはない」「追い詰めるつもりはなかった」と言うのが特徴です。明らかな暴力や暴言でない限りは線引が難しく、被害を訴える人の記憶だけではハラスメントであると認定するのはとても困難です。

加害者が気がついていない事例が多いのですが、被害者が気がついていないと言うパターンもあります。ハラスメントの被害に遭いやすい方は、「この人がこんなに怒るのは自分のせい」と考えてしまう傾向があります。自分を責めてしまい、これはハラスメントであると認識しづらくなっています。

当人同士が冷静さを欠いているため、実際に被害に遭っている人を助けるには周囲の目が必要不可欠です。

法律から見るハラスメント

では続いて、法律ではどのように定義されているのかを見ていきましょう。法律によるとハラスメントとは行為を行った人物の意図に関わらず、相手の尊厳を傷つけたり相手を不快にさせる行為全般のことを指します。これらのハラスメントは法律ではっきりと禁止されているのでしょうか。上記したいくつかのハラスメントを例に取ってみましょう。

2017年1月には「男女雇用機会均等法」が施行され、その中にははっきりとマタニティーハラスメントの禁止と雇用する会社へのマタハラ防止策の義務化が明記されています。

セクシャルハラスメントについては明らかな法律が存在するわけではありません。多くの問題が民法により裁かれ、民事上の責任が問われています。

パワーハラスメントについても、それ自体を違法とする法律は存在しません。しかし、暴力や暴言などによる被害を訴えた場合は「名誉毀損」や「侮辱罪」などが該当する場合があります。

ハラスメントの事例

ハラスメントについてなんとなく理解していただけましたか。はっきりと法律で示されているものや、明らかな線引がなされていないものまで種類がたくさんあります。続いて実際にあったハラスメントの事例見ていきましょう。より具体的な事例を知ることで、ハラスメントなのか否かの判断を正しく行えるようにしましょう。

上司からのメールがパワハラと認められた事例

上司が部下に送ったメールがパワハラと認められ、損害賠償を請求された事例から見ていきましょう。

この事例は、上司が自分の部下に対して「やる気が見られない。やる気がないなら辞めろ」と言うメールを送ったことが事の発端です。この言葉、上司から言われた経験がある方もいるのではないでしょうか。一見、部下を鼓舞するような内容のメールにも見えますが、ポイントはそのメールを上司が本人だけではなく職場全体に送信していたことでした。

他にも「あなたに払っている給料で他の人を雇える」「会社に迷惑をかけるな」など無理に退職を勧めるメールの内容が許容範囲を超えていると判断され、メールでのパワハラという珍しい判決が下されました。

しつこく誘うことがセクハラになった事例

次にセクハラの事例を見ていきましょう。セクハラは身体的な接触がある場合だけではなく、しつこく誘うことも含まれる場合があります。注意深く事例を読んでいきましょう。

行きたくない食事

新卒で入社した女性がセクハラ被害にあってしまった事例です。この女性には入社してすぐ、トレーナーという形で業務を教えてくれる男性の先輩社員が付けられました。始めの頃は何も問題なく仕事上の関係を保てていたのですが、ある日男性社員から食事に誘われます。先輩のお誘いと言うこともあり、最初の一回目は同行しました。

食事は楽しく、会社のことも色々と知れて良い時間が過ごせたのですが、それから何度も誘われるようになりました。女性社員が断ると、その男性社員は不機嫌になり仕事をきちんと教えてくれなくなってしまいます

女性は食事には行きたくないけれど、仕事をきちんとこなしたいと言う思いで食事の誘いに応じます。このようなことが何ヶ月も続きました。

うつ病と診断され人事部に相談

男性社員の機嫌を取るために行きたくない食事に付き合うことと、仕事に対する責任感とで板挟みになった女性社員はとうとう出社できなくなってしまいます。病院での診断結果は「うつ病」でした。

友人の助言もあり会社の人事部に全てを話し相談したところ、親身になって対応してくれたそうです。男性社員は他県に転勤となり、女性社員はみるみる元気になり出社できるようになりました。

このように実際に身体に触れてはいないものの、業務外での食事などを強制し続けたため、相手の心身に影響を与えてしまうこともあります。

ハラスメントの対策方法

ハラスメントは当人を傷つけてしまうのははもちろんですが、さらに職場や家庭の雰囲気を悪くします。雰囲気の悪い職場で働きたい人はいないでしょう。

ハラスメントの存在が会社の評判に大きく影響することは言うまでもありません。一回のハラスメントで会社の存続が危ぶまれる事態に陥ることも十分に想定できます。労働者を守ること、ハラスメントの防止は会社の義務です。社会にあってはならないハラスメントを防止するための対策を見ていきましょう。

ハラスメント防止のマニュアル

現在、増え続けるハラスメント、特にパワーハラスメントの対策に力を入れる会社が増えてきました。人と人との間で起こることですので、社員の意識を変えるだけで十分なハラスメント防止対策ができます。

会社によっては部下の指導方法や周囲の意識の持ち方などをマニュアルにして配布しています。ハラスメントを目撃したり、被害にあった場合まずどこに相談するべきなのかと言う解決への一歩を示しているマニュアルが多いでしょう。社員やハラスメント被害者当人の判断力を失わせないための指針となっています。

また、ハラスメントに対する会社の役割、義務もしっかりと示されているのが良いマニュアルと言えるでしょう。社員はそのマニュアルに守られながら働けると言っても過言ではありません。

ハラスメント防止の講習会

ハラスメントを防止、撲滅するべく定期的に講習会を行っている会社もあります。この講習会もとても良い対策と言えるでしょう。

特に会社の人事担当者はハラスメント防止の講習会にぜひ参加しておきましょう。色んな角度から働きやすい会社作りを学ぶ良い機会となります。人事がしっかりとしていれば、会社におけるハラスメントの件数は減少するでしょう。

ハラスメントにあった場合の相談方法・窓口

精神的に追い詰められるハラスメントは、被害者から正常な判断力を奪います。相談する場所はたくさんありますので、万が一に備えてお守り代わりに覚えておくのも良いでしょう。

会社の人事部

先程例に上げた女性のように、会社の人事部に相談するのが解決への第一歩となります。

この時気をつけたいのが人事部の誰に相談するのかです。人事部所属の社員の中にも波風を立てることを嫌い、真剣に取り合ってくれない人物もいるでしょう。必ず信頼できる人に相談をするようにしましょう。

大きな会社であれば、相談窓口が必ず存在します。会社での出来事ですので、匿名と言うわけにいかないのがネックですが、遠慮せずに相談するようにしましょう。

外部の機関

会社の人事部や窓口に相談したけれど解決しないと言う場合には、外部機関に相談しましょう。

国の機関である厚生労働省は労働相談機関を持っており、ハラスメントはもちろん雇い止めや労働環境に関する相談にも乗ってくれます。匿名での相談も可能ですので、こんな目にあっているけれどハラスメントに該当するのかと言う疑問などにもはっきりと答えてくれます。

理想はハラスメントのない明るい社会

今回はハラスメントに注目してその種類や特徴、事例などをご紹介してきました。

社会で働いていると被害者にはならずともハラスメントを目撃することもあるでしょう。そんな時に見て見ぬふりをせず、適切な対応をするのが理想の社会人と言うことができます。まずはハラスメントの防止を心がけることがとても大切です。気をつけて周囲を見ているよという態度を表し、ハラスメントの撲滅に努めましょう。

小さな心がけで、少なくともあなたの周囲は働きやすい、良い環境へと変わっていくはずです。ハラスメントのない理想の社会を目指しましょう。

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